前回はシンコペーションと装飾音符を組み合わせたフレーズでした。今回はフィル・インでお馴染みの拍がずれたように聞こえる8分音符3コで構成された1拍半フレーズです。
装飾音符「トラッ」を使って1拍半フレーズを作ります。典型的なラテンフレーバー溢れるフレーズです。
文字にすると「 トラッ ド カ トラッ ド カ トラッ ド カ トラッ ド カ」という感じです。
まずはじめに、3コの音を正確に3連符として演奏します。
装飾音符が入って「RL R L」4音となっていて交互打ちすることで、8分音符3コの3連符のフレーズですが手順を換えずに演奏することができます。
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次に、8分音符としてフレーズをメトロノームを使って演奏します。この時に8分音符でカウントすることが重要です。
イチニイサンシイニイニイサンシイ〜、
1ト2ト3ト4ト2ト2ト〜、
1&2&3&4&〜、などでカウントして下さい。
1小節に8分音符は8コなので割り切れませんが、3小節で3×8=24で割り切れて戻ってきます。
カウントが言えるようになったら、次にクラーベを言いながら練習します。クラーベの場合は、3クラーベ(6小節)で一周して戻ってきます。
実践編として、1クラーベで解決するフレーズを演奏してみましょう。1クラーベで8分音符は16個です。1拍半フレーズは8分音符が3個で構成されているので、3×5=15です。1箇所を4分音符にすれば、8分音符16個分となり1クラーベで解決します。
このフレーズもクラーベを言いながら練習してみましょう。どちらにも使えますが、2-3クラーベで演奏してみます。
次回は、シンコペーションも取り入れてよりリズミカルなフレーズにチャレンジしてみましょう!!
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