暑い日のサックスに関する注意

猛暑が続く中メディアではスマホや車のバッテリーに関する注意喚起がなされていますが、熱に弱いのは電子機器だけではありません。 楽器もです。

特にサクソフォンの場合キィ内側についているタンポは高温になると接着剤が溶けて外れてしまいます。
実際に家の窓側の棚に楽器を置いていてケースを開けるとタンポが下に落ちていた方もおられます。

外を歩く際もご自身の熱中症に気をつけるのはもちろんの事ですが、危ないのは「黒いケース」もしくは「アルミ製の薄型ケース」(例えばシャイニーなど)をお使いの方は、ケース内部の温度が上がりすぎないよう注意して下さい。

車のトランクに入れるなどもってのほか!必ず冷房の効いた車内に入れて下さい。ガレージに停める際も車に置きっぱなしにせずにできれば持ち歩いて下さい。

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リード沼へいらっしゃい :アルト編

サックス吹きなら誰しもがハマってしまいやすい沼・・・それはリード沼。
リード沼にどっぷり浸かってはやウン十年。楽しくリード沼に生息しております。

今回はそんなリード沼住民のワタクシ、クレナイがお勧めリードからどーでも良いリードまでジワジワとご案内しようと思います。今回はアルトサックスのリードです。(テナー、ソプラノ、バリトンも追ってアップしますよ〜!)

それぞれのリード、全て違う曲を演奏します!曲名クイズも兼ねてお楽しみ下さい。何曲分かりますか?🤗

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ブルースアドリブをコードトーンのみで演奏してみる

先日6月2日と6月5日に第2回ブルースワークショップを行いました。
今回はその内容をまとめてご案内します。
コードトーンでのアドリブ参考例の楽譜と音源も挙げております。ワークショップへお越しでない方も楽譜を見てご一緒に練習してみてください。

今回も第1回と同じキィの F Blues でした。
内容は下記の7つの項目になります。

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ゆっくりNow’s the time

チャーリー・パーカーの代表的な F ブルースと言えば・・・やはりトップに出てくるのは Now’s the time では無いでしょうか。この曲のテーマ前半は実音で「ファ・ソ・ド・ファ」だけで出来ているので覚えやすくフィンガリングも簡単です。
サックス吹きとしてさらっておいて損はないですよ!

今回はジャズアルトサックス実践と理論に入っている楽譜と、チャーリー・パーカー・オムニブックに入っている2種類の楽譜をそれぞれゆっくりと丁寧に練習して見ましょう。

画面右側が左手、左側が右手です。替え指は「シ♭」と「ファ♯」が主です。
伴奏はiReal Pro アプリを使用、テンポは80bpm にセットしました。

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次回ブルースワークショップのお知らせ

ブルースワークショップ第2回のお知らせです。

日時:6月2日(木)15:30 – 16:30
   6月5日(日)14:00 – 15:00

場所:ムラータミュージック アクセスマップはこちら ビルの入り口からスタジオまではこちら

前回のワークショップではコードの第3音と第7音のみを使用してアドリブを吹くと言う内容でした。
この二つの音が実は互いに半音の移動になっていると言うのが大きな鍵になります。 これは管楽器で演奏するよりピアノの鍵盤で目で見て確認した方がわかりやすいですね。 キーボードをお持ちの方は是非目で確かめて下さいね。

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ブルース アドリブ練習の仕方

初めてブルースのアドリブに挑戦する際に取り組んでほしい練習ほうがあります。

それはコードの第3音( 3rd )と第7音( 7th )を色々なリズムで演奏してみると言う事です。
それでは F ブルースの第3音と第7音だけを表記した楽譜を見てみましょう。

ブルースの伴奏に合わせて3rd 7th のみで色々演奏してみて下さい。
iReal pro のファイルをアップしますのでダウンロード→インポートして練習にお使い下さい

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ブルースワークショップのお知らせ

4月26日(火)と5月1日(日・祝)にブルースのワークショップを行います。
今回は初めてアドリブにチャレンジする方や、初歩的な基本からきっちり勉強し直したい方を対象としたクラスですので、「楽譜がスラスラ読めない」とか、「コードって何かわからない」と言う方でも気軽に参加して頂けます。

今回は楽器の吹き方などはなく、アドリブ内容の講座ですのでサックス以外の管楽器の方、ピアノの方でも大丈夫です。どうぞお気軽に参加して下さい。

「楽譜にルビ(ド・レ・ミ・・・)を書き込まないと読めない!」と言う方は事前にお知らせ頂ければこちらでドレミを書き込んでお渡ししますので大丈夫ですよ〜😊

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Giant Stepsのアドリブ2 トーナリティ編

 前回のブログではGiant Steps のコードトーンだけを使ったアドリブの演奏方法を説明しました。
今回はこの曲のトーナリティ(調性・キーセンターとも言います)について考えてみたいと思います。

コードから判別するとこの曲は3つのキーセンターに分類されます。Bb と Eb の楽譜をそれぞれ見てみましょう。
キーセンターで色分けしてみました。

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Giant Steps アドリブ練習方法 1 コードトーン編

前回のブログでは Giant Steps を既存の楽譜をもとにゆっくりと指をさらう練習をしました。動画でご案内したのは「ジャズテナーサックス実践と理論」(Alto sax版もあります)と「コルトレーンのソロの書き取り譜」です。

今回はいよいよご自身でGiant Steps のアドリブを吹いてみよう!と言うまさにタイトル通りの大きな一歩を踏み出して頂きたいと思います。

楽譜と音源をアップロードしますのでご一緒に練習してみましょう。

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