ブルースアドリブをコードトーンのみで演奏してみる

先日6月2日と6月5日に第2回ブルースワークショップを行いました。
今回はその内容をまとめてご案内します。
コードトーンでのアドリブ参考例の楽譜と音源も挙げております。ワークショップへお越しでない方も楽譜を見てご一緒に練習してみてください。

今回も第1回と同じキィの F Blues でした。
内容は下記の7つの項目になります。

・第3音と第7音のみを使用したアドリブ4小節ずつ(4Bars )
・コードトーンの練習
・コードトーンの順番を入れ替える練習
・コードトーンのみ使用して1コーラス
・各パートに分かれてRiff のアンサンブル
・新しいテーマの練習
・アドリブを2コーラス続けて演奏する

上記の課題をこなして頂き、最後は
テーマ(2コーラス)、アドリブ回し2コーラス(2コーラス目はみんなでリフ)、ラストテーマ(2コーラス)
と言うセッション通りの進行でバッチリ全員で演奏出来ました!

コードトーンだけとは言え中々難しい・・・・リズムパターンを思いつかない・・と思われた方もおられるかもしれません。
それは色んなリズムパターンを知らないからです。少しずつ自分の中にパターンの「持ちネタ」が出来てくるとどんどんと演奏出来るようになりますよ!!

では今回も「演奏例」を挙げてみます。使用するのはコードトーンの4音のみです。是非演奏して見て下さいね!

まずは in C ( Piano, Flute, Guitar, etc. )

実際に演奏した音源です。伴奏はiReal pro アプリ、テンポは120bpmです。

楽譜プリントアウト用のpdfもアップします。ダウンロードしてお使い下さい。 

続いて in Bb ( Trumpet, Clarinet, Tenor saxophone )とヘ音記号 ( Trombone, Bass )

ヘ音記号とin Bb は同じ音源になります。

pdf 楽譜のダウンロードです。

アルトサックスの方はこのF Blues in Bb の楽譜をそのままアルトで演奏すると Bb Blues に使用出来ます。

続いて in Eb ( Alto saxophone )

pdf楽譜です。Bb 菅の人はこのアルト用の楽譜をそのまま C Blues でお使い頂けます。

何度も演奏してみると、自然とリズムパターンが身に付きます。慣れてきたら、少し音を変えて見たり・・・と色々とチャレンジして見て下さい。

次回ブルースワークショップの日程は
7月3日(日)14:00 – 15:00 と
7月7日(木) 15:30 – 16:30 の2回です。(どちらの日程も同じ内容です)
ワークショップはどんな楽器の方でもご参加頂けます。お気軽に遊びに来て下さいね😄

内容は Bb Blues です。お楽しみに!

ムラータミュージックのホームページはこちらです。

村田 紅
大阪音楽大学卒業後ミ・ベモルサクソフォンアンサンブルメンバーとしてヨーロッパ諸国やアメリカカーネギーホールやタイ王室、中国などでのクラシック音楽の演奏を経てジャズ、ラテン、現代音楽とジャンルにとらわれない演奏スタイルを確立。 音楽理論、ソルフェージュのレッスンも行っている。