ゆっくりテンポのジャイアントステップ

テナーサックスプレイヤーと言えば・・・・。まず誰を思い浮かべますか?魅力的なプレイヤーと、その名演奏は数え切れません。その中でもJohn Coltrane の Giant steps は誰もが思い浮かべる曲の一つだと思います。 今日はその Giant steps をご一緒に練習してみませんか? ゆっくり丁寧に練習すれば初心者の方でも必ず演奏出来ます。

曲のタイトルの通り、サックス練習の大きな一歩を踏み出すきっかけになるはずです!

では早速「ジャズ・テナー・サックス実践と理論」から練習してみましょう。この曲集ではジャイアントステップはラストに載っています。

テーマは短いので大抵繰り返して2回演奏するのですが、今回は1回のみにしました。 伴奏はiReal pro アプリで100 bpm の設定です。

では、John Coltrane のソロを書き取ったものを吹いてみましょう。(Giant steps transcription で検索してみて下さい。)これはテーマを割愛してピックアップから4コーラスのみ演奏しました。テンポは同じく100bpmです。

せっかくなのでミディアムテンポでも演奏してみましょう。200〜250bpmくらいでしょうか。

ちなみにコルトレーンのテンポは290bpmです。ドラムとベースは大変ですね!

次回はGiant Steps でのアドリブ演奏の仕方をご説明します。難しいと思われるかもしれませんが、コツがわかるとゲームみたいで面白いんですよ!

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村田 紅
大阪音楽大学卒業後ミ・ベモルサクソフォンアンサンブルメンバーとしてヨーロッパ諸国やアメリカカーネギーホールやタイ王室、中国などでのクラシック音楽の演奏を経てジャズ、ラテン、現代音楽とジャンルにとらわれない演奏スタイルを確立。 音楽理論、ソルフェージュのレッスンも行っている。