ブルース アドリブ練習の仕方

初めてブルースのアドリブに挑戦する際に取り組んでほしい練習ほうがあります。

それはコードの第3音( 3rd )と第7音( 7th )を色々なリズムで演奏してみると言う事です。
それでは F ブルースの第3音と第7音だけを表記した楽譜を見てみましょう。

ブルースの伴奏に合わせて3rd 7th のみで色々演奏してみて下さい。
iReal pro のファイルをアップしますのでダウンロード→インポートして練習にお使い下さい

アプリをお持ちでは無い方のために音源もアップします。

この第3音と第7音のみを色々なリズムで演奏してみましょう。

一人で練習していると中々難しいと思いますので、参考例の楽譜と音源を挙げておきます。(3rd 7th しか使っておりません。)

Alto sax
in Bb
in C ピアノで左手と弾いています
ヘ音記号:音はテナーサックスです

第3音と第7音しか使っていないのですが、意外とアドリブらしいと思いませんか?最初は中々リズムパターンが頭に浮かばないと思います。それはまだネタを持っていないからです。是非ワークショップの度に私が提供するネタをご自身にインストールして下さい😊

この通り吹けるようになったら少しリズムを変えてみたり、第3音と第7音を入れ替えて見たり、半音下から吹いてみたり・・・色々ヴァリエーションをつけて練習して見て下さい。

慣れてきたら 3rd 7th それぞれを半音下の音をアプローチノートにしてみましょう。
これは実際に楽譜にある音符をそのまま演奏せずに、まず半音下を弾いてから楽譜の音を弾く演奏方法ですのでアタマを使います。まずは無伴奏で練習してみて下さい。

 

ムラータミュージックでは毎月「ブルースワークショップ」を開催しています。いつ参加してもお分かりいただける内容ですので、お気軽にご参加下さい。

ワークショップの様子です。 皆さんで演奏するのは楽しいですよ!

ムラータミュージックのホームページはこちら→ムラータミュージック

村田 紅
大阪音楽大学卒業後ミ・ベモルサクソフォンアンサンブルメンバーとしてヨーロッパ諸国やアメリカカーネギーホールやタイ王室、中国などでのクラシック音楽の演奏を経てジャズ、ラテン、現代音楽とジャンルにとらわれない演奏スタイルを確立。 音楽理論、ソルフェージュのレッスンも行っている。