ボンゴのサウンド作り

ボンゴの音が軽くてまとまりがない!倍音が気になる!ということはありませんか?

高音で小さい方のマチョは高倍音は気にはなりません。また、低音で大きい方のエンブラも厚めのヘッドなら気になりませんが、ヘッドが薄かったりプラスティックヘッドを使用した場合は高倍音が目立ち、まとまりのないやせたサウンドになりがちです。

チューニングでも高倍音を抑えることはできますが、毎回チューニングのみで音程と音色作りをするのは大変です。

私がキューバ滞在中の90年代に当時Septeto TurquinoのボンゴセーロだったJorge Maturellに教わった音作りをご紹介します。

彼が行っていたのは、円形のステッカーをエンブラ側のヘッドの裏側のセンターに貼るという方法です。

ステッカーは、適度に高倍音を取り除き、不要な残響もカットしてくれます。その結果、低音が増し、輪郭がはっきりしたまとまりのあるサウンドが得られ、大小のコントラストも明確になります。

私は、バスドラムのビーターが当たるところに貼るインパクトパッドを使用しています。
是非、お試しください!!

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村田 康夫(ムラータ)
キューバ音楽を学ぶため、1994年、2001年、2004年と三度に亘りキューバ音楽ソンの発祥地サンティアゴ・デ・クーバに長期滞在し、ラテンパーカッションの奏法を習得する。 また、数多くのミュージシャンとも共演。 サルサ、ラテンジャズ、シャンソンやパーカッションアンサンブル等、ラテン系にとどまらず幅広く音楽活動を行っている。