カスタネット

その名は、マシン・カスタネット!!
マシン
って、Machine???
めっちゃ正確!! はたまた、めっちゃ高速!! で打てるんだろうか…??

DANMARというアメリカの製品なので、DANMARのサイトを見てみることに、
16B Castanet Instrument Stand model」とあり、Machineという文字、見当たりません…
輸入元のサイトを確認。「マシン・カスタネット」と書いてある!!
輸入元が名付けたのか?! 謎は深まる。。。

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DANMAR DM-16B マシン・カスタネット

 

気になるサウンドはというと、高音で歯切れは良いが、かなり軽いサウンド。
なぜなら、その素材が合成樹脂だから。ちなみに、マウントしている台はウッド。
木製のカスタネットに慣れている方にはちょっと安っぽく聞こえてしまうかな?
でも、これだけ聞いていると、誰が聞いてもカスタネットと言うに違いないサウンド!

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しかしながら、利点もあります。樹脂だからそうそう割れることがないし、
マウント込みで1万円程度で買えるところも魅力!
ウッドならハンドタイプでも2~3万円する物もざらですからね。

メーカーに是非とも改良して頂きたいところが2箇所あります。

sp
スプリングを調整するためのネジがひとつしか付いていないため、
調整が出来ても固定できないため演奏中に緩んできました。
固定用のネジを上部に付けて頂きたい。
明日にでもホームセンターに合うネジを探しに行こうと思っています。

sta
一般的なパーカッションバー(径9.5mm)に対応していません。
シンバルスタンド等の太い径のみに対応しています。
配置がスタンドの立っている場所に限られてしまうのが残念です。

総評
フラメンコ等のカスタネットが重要となる演奏には音色が気になりますが、
充分満足できるサウンドです。
演奏上での操作性についても、ストレスなく演奏出来ました。
安定性も問題なし。
作りも丈夫で、価格的にも良いと思います。

総合結果 ★★★★☆ 星四つ!!!!

器用な方なら自作してみても良いと思います。ただし、買った方が安いということも…

ウッドに付け替え改造も現在検討中!!!

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村田 康夫(ムラータ)
キューバ音楽を学ぶため、1994年、2001年、2004年と三度に亘りキューバ音楽ソンの発祥地サンティアゴ・デ・クーバに長期滞在し、ラテンパーカッションの奏法を習得する。 また、数多くのミュージシャンとも共演。 サルサ、ラテンジャズ、シャンソンやパーカッションアンサンブル等、ラテン系にとどまらず幅広く音楽活動を行っている。