ラテン系パーカッションは、スペイン語で言うところの
Percusion mayor と Percusion menorに分類されます。
mayorは、より大きい menorは、より小さいという意味。
要するに、大物パーカッションと小物パーカッションということですね。
大物は、コンガ、ボンゴ、ティンバレスなど…
小物は、クラベス、マラカス、グィロなど…
もう少し、スペイン語のお話ですが、
スペイン語の名詞には男性、女性があるのをご存知の方も多いと思います。
例外も数多くありますが、一般的に「a」アで終わるものは女性、「o」オで終わるものは男性です。
たとえば、“La Conga”コンガは女性、“El Bongo”ボンゴは男性です。
名詞の前に付く冠詞も、「La」「El」複数は「Las」「Los」と名詞の性と数により変化します。少し複雑…
さて、お勉強はここまでにして
皆さん、ご存じのひょうたん製のグィロとメタル製のグィロ。
英語圏や日本語には性別はありませんが、これはにも性別があるんですね。
ラテンアメリカでは呼び名が少々変わっています。
ひょうたん製グィロは「Guiro」
メタルグィロは「Guira」
Guiroは、Salsa、Cha-Cha-Chaなどでよく使われます。
Guiraは、Merengue、Cumbiaなどで使われます。
先日、バンドでBBQをした時に、ペルー人のリダーが
「車を持ち上げるジャッキは“Gata”って言ううんだ!」
「メスネコ?」って聞いたら
「字は同じだけど、ネコじゃない…」
ベネズエラ出身のボーカリストが
「Gato!Gato!車上げるのは“Gato”」
「オスネコ?」
友人のペルーの男性が
「おかしいよ!Gatoじゃないよ!」
???
同じスペイン語圏でも言い方は様々なんですね!方言?
今年の夏は、焼き肉をよく食べたな~
これからは、鍋が楽しみ!!