脱穀

今年の春、小麦の種を蒔きました。

去年は収穫直前に、山から来たお猿様が全て召し上がられました。

お猿様には気の毒だが、穂が実りだした暑い夏の日にネットを張りました。
甲斐あって今年は、獣害もなく無事に刈り取りができました。

こんな感じ!

収穫できたカムット小麦。古代小麦です。


見た目は、一般的な小麦と変わらない感じ。

今の時代、使っている農家はないと思われる足踏み脱穀機をお借りして脱穀をし、右奥の唐箕で殻や塵を手回しの風で吹き飛ばせるはずでしたが、古代小麦はそう簡単には行きませんでした。

殻からどころか穂からも外れないので、木槌で叩いて殻から外してから唐箕にかけました。

出来たのがこれです。この後、風で飛ばせなかった小石などを取り除いて、選別して終了です。

梃子摺りましたが、収穫出来たことに感謝しています。本当に嬉しいです。ありがとう〜!!

村田 康夫(ムラータ)
キューバ音楽を学ぶため、1994年、2001年、2004年と三度に亘りキューバ音楽ソンの発祥地サンティアゴ・デ・クーバに長期滞在し、ラテンパーカッションの奏法を習得する。 また、数多くのミュージシャンとも共演。 サルサ、ラテンジャズ、シャンソンやパーカッションアンサンブル等、ラテン系にとどまらず幅広く音楽活動を行っている。