音楽理論のレッスンって?

ムラータミュージックのレッスンに「音楽理論講座」があります。
どう言う内容なのか、何に役立つのかを今回はご説明します。

音楽理論は大きく2つに分かれています

・楽典(音楽大学受験者対象)
・ジャズセオリー(アドリブ演奏をしたい人)

まず、音楽大学受験者は「楽典」が受験科目にありますからガッツリ座学です。殆どの受験者がソルフェージュも一緒に授業を受けていますので、記譜法(楽譜を記譜する際の決まり事)から丁寧に指導して、尚且つ宿題があります。希望大学によって傾向やレベルが違うので、志望校選びや受験までの勉強・練習スケジュールをしっかり組み立てます。 受験直前には何度も模擬試験の形でレッスンします。
音楽大学受験は他校の受験に比べて特殊なので不安もあると思いますが、大丈夫ですよ!

海外の音楽大学に合格された方もおられます。不安な方、過去に合格された生徒さんの声をご覧ください。

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9月ブルースワークショップ

ムラータミュージック9月のブルースワークショップは

9月7日(木) 15:30-16:30
9月10日(日)14:00-15:00
参加費:¥2,000 です。

今回はBb Blues の Tiny’s tempo を皆さんで演奏します。その中でも

・イントロのトリッキーなドラムリフを数える
・誰かのソロのラストコーラスではリフを必ず演奏する
・自分のソロ中にリフが入ってくる(煽られる)体験をする
・曲のラストは全員で同じリフを演奏する

というアンサンブルでしか出来ない楽しさを体感して下さい。

ソロの内容についても皆さんでご一緒に練習します。今回は特に「リズム」に注意しながら練習しましょう。

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Bb ブルース練習の仕方(全楽器対応)


今回は Bb ブルースを演奏するための練習法について解説します。

練習用楽譜のpdf ダウンロードと音源も載せておりますので、ぜひお役立てください。

まずはブルースの第3音と第7音を確認して演奏したら、コードトーンの4つの音を考えてみましょう。

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サックス練習メニュー:中級・上級者編フィンガリング

サックスを何年も練習していると色々な課題が見つかると思います。
その中でも今回は「早く指を動かせるようになるにはどうすればいいか」と言う事に照準を絞ります。

今年の夏休みは早指に取り組んでみましょう!

そのために有効な練習法をお伝えします。慣れるまでは少し難しいかもしれませんが、日々の練習メニューに取り入れてとにかく回数をこなして下さい。

この手のメカニカルな練習は短時間の休憩をこまめに取る方がスキルアップすると言われています。ちょこちょこ練習しましょう。

では早速楽譜を見てみましょう。(楽譜を2023 8月20日に変え指の入力を訂正しました)

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Tiny’s Tempo演奏してみませんか?

ギタリストのTiny Grimes(タイニー・グライムス1916-1989)が作曲した Tiny’s tempo と言う可愛らしくてダンサブルなBb ブルースがあります。

私が20代の頃チャーリー・パーカーのアルバムに入っていたこの曲を聞いてあまりに可愛くて楽しいので慌てて五線譜に書きとった曲です。 Best Selection なので色んな録音を集めたCD です。この時代のジャケットって素敵ですね。

久しぶりに自作の楽譜を見つけて、もう一度アルバムを聴いたらどうしても皆様と一緒に演奏したくなってしまいました。
したがって、8月と9月のブルース・ワークショップは Tiny’s tempo を私と一緒に演奏して下さい!

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Pentatonics ペンタトニックDEMO楽譜

ムラータミュージックサックスレッスンでも使用しているジェリー・バーガンシー著書の PENTATONICS ペンタトニック・スケールと言うテキストがあります。

あらゆるペンタトニックを柔軟に使いこなせるようになる素晴らしいエチュードで、各章を通過する度にステップアップを確信出来る内容です。

このテキスト付属 CD 後半には Jerry Bergonzi による実践的な素晴らしいデモ演奏が入っているのですが、「聞いても何を吹いているのかわからない」と言うご意見を頂きましたので、Track 20 から 24 までを楽譜に起こしました。
それぞれの楽譜にはどのペンタトニックがどのように使用されているか解説も付いています。

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ジャズのフレーズを取り込もう

外国語を習得するには多くの単語を覚えて使いこなす必要があるのと同じように、流暢なアドリブを演奏するにはジャズのフレーズを多く使いこなす事が重要です。

今期のブルース・ワークショップはフレーズを使いこなす事に重きを置いて取り組んで行きます。

今回のBlue Monk は Bb Blues ですので、Bb7, Eb7, Key of Bb の II-V, それぞれのフレーズ集を楽譜でお渡しして、全員で一緒に練習して行きます。 

最終的にはご自身でもフレーズが作れるようになって頂きたいので、
・そのフレーズがどのような構成音で出来ているか、
・どのようにアレンジして行けば良いか、
・その際のアーティキュレーションはどうするべきか、

を解説しながらレッスンを進めます。

まずは簡単な音からチャレンジしましょう。
コードのトライアド(三和音)からです。

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Blues Workshop : 次回はBlue Monk

Blues Workshop のThe Chicken も今月でようやく終わりました!
・ベースライン
・テーマ
・テーマのハモリとバックリフ
・アドリブで使うペンタトニックおよび音階
・2種類の Transcribe
・イントロ
・2コーラスのアドリブと追い出しリフ

これだけの事を本当に根気強く練習して頂き、ありがとうございました。
一つの曲にじっくり取り組んでみるとなんとも言えない達成感がありますね。 一人ではなかなか出来ない事なので、これはアンサンブルの良さが実感出来たと思います。

またお渡しした Transcribe 楽譜も実践で吹いて頂き、私も楽譜を起こした甲斐がありました!

来月からはまた新たにセロニアスモンクの Blue Monk にチャレンジしてみましょう。
この曲はスローテンポの Bb ブルースになります。

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サックスでのグリッサンド奏法

楽譜を見ているとフレーズ終わりの音符や、ある音から音へ波線または曲線が書かれている事があります。 短い距離ならアンブッシュアーを緩めて音程を操作するベンド奏法で対応できますが、長い距離だとフィンガリングを使用したグリッサンド奏法になります。 ビッグバンドの楽譜だとサックスパートには頻繁に登場する記号ですが、バラードやスローテンポのスタンダード曲をソロ演奏する時にも使うとグッと雰囲気が良くなります。

では、具体的にどのように演奏しているのかを見ていきましょう。

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The Chicken へのゴール!

2023年1月から始まった「The Chicken」ワークショップも5月でいよいよゴールです!はやっ!

ラストはいよいよ全てを通して実際のライブさながらに演奏していただきます。ワタクシもう楽しみで楽しみで・・💓

まずは今までのChickenワークショップ内容を整理してみましょう。

  • The Chicken のテーマとベースパターンを演奏してみる
  • コード進行で使えるスケールとペンタトニック
  • テーマのハーモニーとリフパートを4パターン演奏してみる
  • グルーヴ(ノリ)について考える
  • アドリブの例を演奏してみる( フレッド・ウェズリーとメイシオ・パーカーのソロ)
  • 他の人のアドリブの後半にリフを入れる
  • ジャコ・パストリアスのイントロを演奏してみる
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