サックス練習メニュー:中級・上級者編フィンガリング

サックスを何年も練習していると色々な課題が見つかると思います。
その中でも今回は「早く指を動かせるようになるにはどうすればいいか」と言う事に照準を絞ります。

今年の夏休みは早指に取り組んでみましょう!

そのために有効な練習法をお伝えします。慣れるまでは少し難しいかもしれませんが、日々の練習メニューに取り入れてとにかく回数をこなして下さい。

この手のメカニカルな練習は短時間の休憩をこまめに取る方がスキルアップすると言われています。ちょこちょこ練習しましょう。

では早速楽譜を見てみましょう。(楽譜を2023 8月20日に変え指の入力を訂正しました)

プリントアウトして練習される方はこちらをダウンロードして下さい。

※ダウンロードやプリントアウトが苦手で出来ない方、もしスタジオまで取りに来て下さるならプリントしてお渡しします。 ブログお読み頂いているならそれくらいしますよ〜。お気軽にご連絡下さい。

音符の上にSと表記がある場所はサイドキィの変え指を使用して下さい。 指の練習はサイドキィの使用が重要です。

F#、Gb の変え指はトップ画像の運指標になります。

  変え指等わからない事あれば体験レッスンもあります。どしどし質問して下さい!

練習してある程度出来るようになったら一緒に練習してみましょう。動画のテンポは120bpmですが、歯車のマーク⚙️のボタンで速度調整出来ます。
1小節4回繰り返して2拍ブレスを取ります。


まずは Eb (Alto sax, Es cl.)

続いて Bb (Tp, Ssx, Tsx, Cl.)

慣れてきたら16分音符にして練習してみて下さい。その際は2小節吹いて、2拍ブレスを取りましょう。テンポアップのコツは「脱力」です!

16分音符120bpm くらいで出来るようになれば、かなり指は早く動くようになっているはずです!80~100でも十分です。コツコツと積み重ねましょう! 

120bpmだとこのような速さになります。

ムラータミュージックのホームページはこちらです。

村田 紅
大阪音楽大学卒業後ミ・ベモルサクソフォンアンサンブルメンバーとしてヨーロッパ諸国やアメリカカーネギーホールやタイ王室、中国などでのクラシック音楽の演奏を経てジャズ、ラテン、現代音楽とジャンルにとらわれない演奏スタイルを確立。 音楽理論、ソルフェージュのレッスンも行っている。