ブルースワークショップVol.3 のおさらい

今回のブログは7月3日(日)と7月7日(木)に行ったブルースワークショップ(今回はBbブルースの1回目)のまとめです。

今回のテーマは以下の内容でした。

  • ブルースのフォーマットの確認(I, IV, I, I, / IV, IV, I, I, / IIm7, V7, I, I )
  • Iコードと IVコードの第3音と第7音はそれぞれ半音の関係にあると言うこと
  • 第3音、第7音それぞれの半音下の音をアプローチノートとして使用してみる
  • コードトーンを順番を入れ替えて演奏
  • コードトーンと3rd, 7th の半音下のみを使用してアドリブ

アドリブする際に音を「コードトーンのみ」と言う縛りをつけたのは自分がどんな音をどう言う組み合わせで演奏するかを明確に把握するためです。

「何かわからないけど適当に演奏したらできた」を続けていてはアドリブはずっと適当で取り止めの無い演奏のままです。
もちろんそれでも十分に楽しいのが音楽の素晴らしいところなのですが、せっかくワークショップに来ていただいたのですから、そこからさらに上のステージへご自身をアップデートしてほしいのです。
そうすると、もっと演奏は楽しいものとなりますよ!!

ではまず第3音と第7音の半音下についておさらいしましょう。今回はBbブルースだったので、それぞれの楽器のコードで解説します。 楽譜にはコードの3音と第7音のみ記されています。

まずは in C ( Pf, Fl, Ob, Gt, etc)

in Bb ( Sop, Ten, Tp, Cl,)

in Eb ( Alto, Es cl, )

Bass clef ( Tb, Bass, Cello )

この楽譜に書かれている音符の半音下の音を演奏してから楽譜に書かれている音を演奏する・・・と言う課題をワークショップではこなして頂きました。

この様に「書いていない音」や「本来演奏したい音の半音下」をパッと演奏する瞬発力をつけるのは良い練習と良い脳トレです。今回は音符を書いて「半音下」を考えて頂きましたが、慣れてきたらコードネームのみを見て思いつく様になります。
これは実際に音を出さなくても出来る練習なので、中々自宅で練習できない方でも通勤中でもできますね!

次にコードトーンの入れ替え練習です。これは順を追って丁寧に練習しましょう。

コードトーンは1st, 3rd, 5th, 7th の音で成り立つ4和音です。この1,3,5,7 を入れ替えて練習する方法をレッスンではご案内しました。レッスンは時間が限られていたので4種類を一気に無理矢理進んでしまいましたが、実際は24種類あります。

1,3,5,7 3,1,5,7 5,1,3,7 7,3,1,5
1,3,7,5 3,1,7,5 5,1,7,3 7,3,5,1
1,5,3,7 3,7,1,5 5,3,1,7 7,5,3,1
1,5,7,3 3,7,5,1 5,3,7,1 7,5,1,3
1,7,3,5 3,5,1,7 5,7,1,3 7,1,5,3
1,7,5,3 3,5,7,1 5,7,3,1 7,1,3,5 

見ての通り24種類しか無いのです。これで全部なのでご安心ください。把握できないような膨大なものは音楽理論の中にはありません。限られた数の物が規則的に並んでいるのです。

上記の数字の組み合わせを時間がかかってでもゆっくり演奏して終わったらチェックを入れてみて下さい。半分もしないうちに独特の流れが身につきます。そうすれば後はリズムパターンを色々と組み合わせてみるだけです。

「コードトーンと3rd, 7th の半音下を使ってのアドリブ」ですが、これはコードトーンを書き込んだ楽譜を見ながら(半音下は出来れば書き込まずに)iReal pro 等のマイナスワン伴奏を鳴らして何度も吹いてみると良いでしょう。

そして、何度も演奏してみるのと同じくらい大切なのが「一度楽譜に書いてみる」と言う事です。記譜法や拍数なんかメチャクチャでも良いんですよ。自分にしかわからない謎の記号になっても良いですし、五線譜が苦手ならカタカナのドレミでも十分です。書いてみるだけなら音を出せない環境でも出来る練習です。

「音を出して練習する」のと同じくらい時間をかけて「考える」事も練習の内容に是非加えて下さい。最初はしんどくても途中からそれはそれは楽しいゲームになってきます。

それではいよいよ「コードトーンと3rd, 7th の半音下の音を使用してのアドリブ」に入ってみましょう。今回はちょっとヤンチャな感じの内容にしてみましたよ。夏に向けて楽しく弾けちゃいましょう!「限られた少ない音」だけでも意外と暴れる事が出来るんだな〜と実感していただければ幸いです。
楽譜はpdfのダウンロードできるファイルもアップします。プリントアウトにご使用下さい。
伴奏はiReal pro bpm180 に設定しました。

in Eb ( Alto sax, Es cl. )

in Bb ( Ts, Tp, Cl )

Bass clef ( Tb)

in C ( Pf, Fl, Vn,Vc, etc.)

実際のワークショップではハーモニーを付けたテーマやリフを皆んなで一緒に演奏したりとワイワイ楽しくレッスンを進めています。 どんな楽器の方でも歓迎ですよ!(楽譜をご用意しますので事前に楽器を教えて下さい。)楽譜が読めない方はドレミのルビを打ったものをご用意しますので恥ずかしがらずにご連絡くださいね!

全ての方が楽しくアドリブ出来る様にします。お任せ下さい😉

次回のワークショップは スケールとコードのテンションについてご説明して、また全員で楽しく演奏します。
8月4日(木)15:30 – 16:30
8月7日(日)14:00 – 15:00 2日間とも同じ内容です。
参加費:¥2,000(一般 ¥2,500 ) :テキスト込み

ムラータミュージックのホームページはこちらです。

村田 紅
大阪音楽大学卒業後ミ・ベモルサクソフォンアンサンブルメンバーとしてヨーロッパ諸国やアメリカカーネギーホールやタイ王室、中国などでのクラシック音楽の演奏を経てジャズ、ラテン、現代音楽とジャンルにとらわれない演奏スタイルを確立。 音楽理論、ソルフェージュのレッスンも行っている。