チャーリー・パーカー・オムニブック:Moose the Mooche

チャーリー・パーカー・オムニブック2曲目 ムース・ザ・ムーチェを練習してみましょう。
変え指の運指表も載せますので、是非マスターして下さい。

この曲の概要
・タイトル由来は麻薬の売人の名前
・曲の形式はリズムチェンジ(循環コード)
・オムニブック記載のテンポは224bpmだが実際の演奏は212bpm

明るく爽快なメロディは演奏していてとても楽しくなります。 この曲も変え指を使用した方が演奏しやすいので、是非最初から変え指を使用して練習してみて下さい。

では変え指を曲の最初から見てみましょう。

2段目最後の小節シドシのドはサイドキィを使用します。

6段目最後の小節ラ#はbis キィを中指で抑えます。左手中指を人差し指に寄せる感じです。

左ページ最後の小節シ♭に挟まれたドはbis キィのシ♭のまま右手サイドキィを使用します。

12段目最初と15段目最後のファ#はトリルキィを使用します。

14段目に出てくるシとドの連続にもサイドキィを使用します。

手元をアップにした動画を作成しましたので、上記の変え指等確認しながらご一緒に練習してみて下さいね!
まずはゆっくりのテンポ106bpmで。

慣れてきたらミディアムテンポでも演奏してみて下さい。153bpmです。これくらいのテンポで出来たら良いですね!

余裕の方はチャーリー・パーカーと同じテンポで演奏してみましょう。

チャーリー・パーカーの曲は明るい気持ちになりますね!

オムニブック1曲目のコンファメーションはこちらのブログでゆっくりテンポをご紹介しております。

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村田 紅
大阪音楽大学卒業後ミ・ベモルサクソフォンアンサンブルメンバーとしてヨーロッパ諸国やアメリカカーネギーホールやタイ王室、中国などでのクラシック音楽の演奏を経てジャズ、ラテン、現代音楽とジャンルにとらわれない演奏スタイルを確立。 音楽理論、ソルフェージュのレッスンも行っている。