All Blues にチャレンジ

Miles Davis の名盤「Kind of Blue」4曲目に収録されている All Blues と言う曲をご存知でしょうか。

この曲はタイトルの通りブルースの曲なのですが、これがなかなか・・・・普通のブルースではありません。
G のブルースで、リズムが8分の6拍子なのです。

以上の理由から何となく避けて通っている方も多いかもしれませんが、じっくり練習するととても魅力的な曲です。 この機会にぜひチャレンジしてみませんか?

8分の6拍子と聞くと難しそう・・と思われるかもしれませんが、要は1小節内に小さい3拍子が二つ入っているだけの事です。

ジャズスタンダードバイブル(黒本と呼ばれている楽譜)では3拍子の楽譜になっています。

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来月からのブルースワークショップはAll Blues を皆さんで一緒に練習してみましょう! 確実に理解して演奏出来るようになって頂きたいので、まずはテーマを何度もご一緒に練習します。

テーマが演奏出来るようになってもいきなり「はい、じゃあアドリブ」ではなく、それぞれのパートを丁寧に読み解いて行きます。

・テーマの理解
・ベースラインを一緒に演奏してみる
・ハーモニーを演奏してみる

これらを一つずつ理解を深める事によってこの曲を聞くのがさらに楽しいものとなる事でしょう。

回を重ねるごとに、それぞれ Miles Davis役(テーマ)、Cannonball Adderley役(ハーモニー)、John Coltrane役(ハーモニー)Winton Kelly役(ハーモニー)、Paul Chambers役(ベースライン)を担当してもらってハーモニーアンサンブルの美しさを実感していただきます。

この曲が持つ独特の浮遊感やモヤのかかった雰囲気を味わってみましょう。苦手で回避していた方もきっと魅力に取り憑かれると思いますよ!

来月のブルースワークショップは
11月9日木曜日15:30 – 16:30
11月12日日曜日14:00 – 15:00 (どちらの日も同じ内容です)
参加費 ¥2,000(教材楽譜込み) です。

来月は第1回なのでテーマを演奏するところから始まります。拍子の数え方から学習して行くので、予備知識がなくても大丈夫ですよ!

Miles Davis のアルバム Kind of Blue を聞いてみて下さいね!

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村田 紅
大阪音楽大学卒業後ミ・ベモルサクソフォンアンサンブルメンバーとしてヨーロッパ諸国やアメリカカーネギーホールやタイ王室、中国などでのクラシック音楽の演奏を経てジャズ、ラテン、現代音楽とジャンルにとらわれない演奏スタイルを確立。 音楽理論、ソルフェージュのレッスンも行っている。