The Chicken への道2 Blues Work Shop

2月のブルースワークショップは The Chicken の2回目でした。 今回の課題は「ベースラインのキープ!」と言うことで、誰かがソロをしている間、1コーラス一人でベースラインの演奏をしていただきました。
実際に生ドラムとご自身のベースで他の人の演奏を支えてみて・・・いかがでしたか? 初めての経験で人のソロを聞く余裕はなかったかも知れませんが、なれてくると周りをしっかり聞きながら全体像の把握ができるようになります。 お手持ちの音源などと一緒に何度も練習してみて下さいね。

では、今回お渡しした次回ワークショップの為のテキストについて説明します。
次回用テキストの内容は
・アンサンブル演奏の為のテーマのパート分け
 (1番〜4番パートまでのハモリや合いの手の楽譜をお渡ししました)
・Fred Wesley のsolo transcribe(アドリブソロを書き取ったもの)
・Fred Wesley が実際にソロで使用した音の解説
・上記を参考に自分なりのソロを考える為のスケール

テキストは¥500にて販売しております。ワークショップに来られなかった方でもわかるよう解説書もおつけしております。
pdfダウンロード
inC (Pf, Fl, Vn, Gt, etc.)
inBb (Tp, T.sx, Cl.)
inEb (A.sx, Es cl.)
Bass clef (Tb, Bass, Vc.)

スタジオに直接お越し頂く方、郵送をご希望の方はご連絡下さい。

では4つのパートを一つずつ演奏してみましょう。
テンポは65Bpm、カウントインは1小節です。

1番(メロディ)

2番:(1番のハーモニー)

3番 1番のメロディーと、後半の合いの手

4番 メロディのハーモニーと合いの手のハーモニー

練習用のカラオケ音源はこのブログの2つ前「Chicken への道1」にてアップロードしております。練習に活用して頂けると幸いです。

次回ワークショプの課題はこの4つのパート全て演奏出来るように練習しておいて下さい。

そして、フレッド・ウェズリーのソロは特にリズムを参考にしてみて下さい。
ご自身のソロを演奏する際に「使うべき音」や「コードのスケール」はグルーヴ感のあるリズムを発信するのは難しいですよね。 是非、このテキストのソロ譜のリズムを参考に色々考えてみて下さい。

ではこのソロ譜をゆっくり演奏してみましょう。

いかがでしたか?
次回はソロはまだ「テキトー」で大丈夫です。ただし、1コーラス頑張って演奏して下さいね。(2月のワークショップは4小節ずつのバースでした。)何なら全員このフレッドウェズリーの完コピ演奏して頂いても結構です。私も音を採った甲斐があります!

3月ワークショップの課題は
・テーマはどのパートでも演奏できるように
・どんなソロでも構わないからとにかく1コーラス演奏する(本当にペンタトニックとかスケールだけでもいいですよ!)
この2点です。

日時は
3月5日(日) 14:00-15:00
3月9日(木) 15:30-16:30 どちらも同じ内容、同じレベルです。
参加費:¥2,000

どんな楽器でもヴォーカルスキャットでも歓迎です。アンサンブルで楽しい時間を過ごしましょう!

ムラータミュージックのホームページはこちらです。

村田 紅
大阪音楽大学卒業後ミ・ベモルサクソフォンアンサンブルメンバーとしてヨーロッパ諸国やアメリカカーネギーホールやタイ王室、中国などでのクラシック音楽の演奏を経てジャズ、ラテン、現代音楽とジャンルにとらわれない演奏スタイルを確立。 音楽理論、ソルフェージュのレッスンも行っている。