ゆっくりテイクファイブ

ポールデスモンドの「Take Five」と言えば・・・・アルトサックス吹きなら誰でも一度は吹きたくなる曲の一つではないでしょうか。4分の5拍子の曲ですが、5拍子と言うよりは3+2拍子と言う印象的な伴奏で演奏されますので、いざリズムに乗ってしまうとさほど難しくはありません。

今回は「ジャズ・アルト・サックス実践と理論」の楽譜をゆっくりと演奏してみましょう。 この楽譜はアドリブ部分がポール・デスモンドのソロを参考に作られており、原曲の雰囲気にどっぷり浸れます。

いつも伴奏に使用しているiReal Pro 内にはこの曲のテーマに沿ったコードが入力されているのですが、この曲はアドリブは冒頭の2コードでサイズをフリーにして演奏する事が多いです。実際ポールデスモンドもそのように演奏しています。今回ご紹介している「ジャズ・アルト・サックス実践と理論」も同様ですので練習しやすいようにサイズ通りのものを作りました。こちらをダウンロードして練習にお役立てて頂ければと思います。

iReal proアプリを入れているデバイスでこのブログをご覧頂き、「ダウンロード」ボタンを押して頂くとアプリが立ち上がり、「曲をインポートしますか?」と聞いてくるので「インポートする」をクリックするとアプリ内に曲が同期されます。

では、この楽譜通りに伴奏に合わせてゆ〜っくりご一緒に吹いてみましょう!!テンポは100bpmに設定しました。この曲のテーマは右手の「ソ♭」「シ♭」「シ♭とドのつながり」の替え指の使い方が重要です。動画ではゆっくりのテンポの後に、ポールデスモンドと同じテンポでも演奏しております。

  体験レッスン(¥1,500・相談、面談レッスン見学は無料です。)もございます。替指等特殊奏法でもご相談ください。

テイク・ファイブやチャーリー・パーカーの曲を演奏するには変え指が非常に重要です。何度も練習して無意識に変え指を使えるようになりましょう。

ムラータミュージックのホームページはこちらです。

村田 紅
大阪音楽大学卒業後ミ・ベモルサクソフォンアンサンブルメンバーとしてヨーロッパ諸国やアメリカカーネギーホールやタイ王室、中国などでのクラシック音楽の演奏を経てジャズ、ラテン、現代音楽とジャンルにとらわれない演奏スタイルを確立。 音楽理論、ソルフェージュのレッスンも行っている。