ブルースをキーセンターで考える(Blues W.S.おさらい)

前回のブログではスケールとコード、テンションについてざっくり説明しました。
スケールは、メジャーのダイアトニックスケール7つを紹介したのですが今回はその中のミクソリディアンスケールを使ったブルースの演奏の仕方を考えてみたいと思います。

Mixo Lydian scale はメジャースケールの5番目の音階でコードはドミナント7です。
この5番目と言うのが重要なキィワードとなります。覚えておいてください。

例えばG7の場合、G(ソ)が5番目なのでG(ソ)から5つ(完全5度)下がれば主音(ルート)が割り出せるので、どのキィに所属しているかわかります。
数えてみましょう。 G(ソ)・F(ファ)・E(ミ)・D(レ)・C(ド)・・・と言うことはG7はKey of C に所属しているスケールなので、調号は何もつかないと言うことがわかります。

ただしこの判定をするには12 key の調号が頭に入っていないと難しいです。
下記に12 Key の調号と主音を載せますので参考にしてみて下さい。フラットが増える順番に記します。Db, F#,Bは曲中で異名同音のコードの表示もあるので注意しましょう。

上記の様な虎の巻を持ち歩くのも良いのですが、少しずつで良いので覚えてみて下さいね。

では改めてCブルースのコード進行を見てみましょう。

ドミナントセブンが3種類出てきますね。 と言うことは3つのキィが存在すると言う事です。(3段目のマイナーセブンは次の小節のドミナントセブンとII-Vの関係にあるので同じキィです。)

では上記のブルースのそれぞれのコードはどのキィに所属するか(キーセンターと言います。)考えてみましょう。

C7はC(ド)が音階の5番目なのででCから完全5度下を数えると、Key of F に所属している事がわかります。
Key of F の調号はフラット一つなのでシにフラットを付ける事になります。

同様に考えるとF7 はKey of Bbなのでフラットが2つ、Dm7とG7はKey of Cなので調号無しと言うことがわかります。
実際に調号を書きこんだ楽譜を確認してみましょう。

Dm7,G7 は何もつかないので注意して下さい。

今回のミクソリディアンスケールを使用した演奏の仕方の場合このようにたった12小節の中で3つのキィが次から次へと移り変わるのです。 ブルーノートスケール一発で演奏するより色彩豊かな感じになります。

次々やってくる転調の波をサーフィンのように楽しく乗りこなしてみましょう。

次に実際にスケールを書き込んだ楽譜をみてみましょう。

上記の楽譜は調号ではなく臨時記号で音符を表示しています。従って何も付いていない音符はナチュラルなので注意して下さい。ミ♭はF7以外の小節はナチュラルです。

楽譜通りに練習が出来たら下降系も練習したり、音符をランダムに選んでみたり・・と色々使いこなして下さい。

来月のワークショップは
9月1日(木)15:30-16:30
9月4日(日)14:00-15:00 (どちらも同じ内容です)
参加費¥2,000(一般 ¥2,500)となります。

途中から参加されてもわかる内容となっております。サックス以外の管楽器、ピアノ、ヴォーカル、アドリブを演奏してみたい方やアンサンブル体験をしてみたい方、ご参加お待ちしております😃

遅い時間(例えば18時とか19時くらい)の方が参加しやすい方おられたらご連絡下さい。設定します!

ムラータミュージックホームページはこちらです。

村田 紅
大阪音楽大学卒業後ミ・ベモルサクソフォンアンサンブルメンバーとしてヨーロッパ諸国やアメリカカーネギーホールやタイ王室、中国などでのクラシック音楽の演奏を経てジャズ、ラテン、現代音楽とジャンルにとらわれない演奏スタイルを確立。 音楽理論、ソルフェージュのレッスンも行っている。