前々回のブログでは楽譜に関するデバイス活用と便利なアプリをご案内しました。 今回は主に音に関するアプリとデバイスをご紹介したいと思います。
レッスンや練習で「音」に関して必要な項目は以下の4つと思われます。
- チューナー
- メトロノーム
- 練習用伴奏
- 録音
チューナーに関しては無料アプリも多くありどのメーカーも大差ありません。私がずっと使っているのはBit count ltd.から出ている「Cleartune」(¥490) と Piascore から出ている「楽器チューナーby Piascoreです。こちらは無料版のLiteがあります。サックスのチューニングくらいなら無料版でも十分使えます。 Cleartune の方は感度が高過ぎて使いにくく感じる方もおられるかも知れません。楽器チューナーby Piascore は感度が選べますので使いやすいと思います。このようなアイコンになっています。
ちなみにこのような普通のチューナーもオススメです。
メトロノームもApp storeを覗くと本当に沢山のアプリが出ています。管楽器の練習くらいなら別にどれをダウンロードしても良いかなぁ・・・と言うのが正直な感想ですが、クリック音が耳障りだったりbpm が300までしかない・・・とかウラ拍を取る機能やラテンのクラーベ、あと変拍子も欲しい!となるとやはりPro Metoronome になります。結局以前のブログと同じ内容になってしまうのですが、App store でも「ミュージシャンにお勧めのアプリ」のコーナーでいまだに上位に掲載されている事を思うとやはり優秀なアプリなんですね。 ドラマーやパーカッショニストからも勧められたので、やはり良いと思います。先ほどと同じスクリーンショットですが一応アイコン写真をご紹介します。
もちろんメトロノーム本体もお勧めです。楽器ケースには常に入れています。なんだかんだ言って使いやすい。
そして、練習用伴奏と言えば iReal Pro ですね。つい先日ジャズスタンダード1400 のダウンロードセットリストがメーリングリストより送られてきたので、メールのアドバイス通り今までのJazz standards1350 を消去して1400を入れてみました。特に不具合もありません。(安心してダウンロードして下さいね!)
iReal Pro も確かに良いのですが、最近これでレッスンをしているとどうもわかりやすい機械的な伴奏に慣れてします弊害が出てくる事もあるようで、改めてjamey aebersold play-a-longも再びレッスンで使い始めました。 これはiTune store でjamey aebersold play-a-longと検索すると全てのアルバムが出てきます。1曲ずつの購入も出来ます。このシリーズの魅力はなんと言っても超一流ミュージシャンが伴奏してくれる!と言う事ではないでしょうか。シリーズVolume 28 「John Coltrane」はベースがロン・カーターです。マイナスワンでもず〜っと聴いていられる素晴らしい演奏が多いのもこのジェイミーの魅力ではないでしょうか。
最後に録音ですが・・・・・。サックスの音を綺麗に録音となるとスマホ単体では結構限界があります。レッスン内容をメモリーするだけで音質にはこだわらないのであればスマホに標準で入っているボイスメモ的なものでも十分と思うのですが、マイクを差し込むだけでかなりマシなサウンドになります。
あと、サックスやドラムの音を綺麗に取るならやはりRolandなどから出ているレコーダーです。私の持っているものはRー09でもう販売終了してしまいましたが、こちらもスタジオには常に使える状態で置いておりますので、練習用のお手本音源など持ち帰りたい方はレッスン前に言っていただければレッスン内でパパッと吹き込みます。(SDカードをお持ち頂くとスムーズです。)非常に軽量で音質も良いのでオススメデバイスの一つです。
過去にもオススメアプリのブログを書いたのですが、4年の時を経て改めてアナログを見直す感じになってしまいましたが(アナログと言ってもデジタルデバイスですが。)この手の周辺機器やアプリを探すのって楽しいですよね❤️
ムラータミュージックのホームページはこちらです。覗いていただけると幸いです。