VOL.78 MARCHAをもうひとつ編
Hola! Que bola? みなさん、お元気ですか?京都店の村田です。春分の日も過ぎていよいよ本格的な春の陽気となりましたね。意外とご存じない方も多いようですが、春分の日は昼と夜が同じ長さになる日なんですね。この日を境に昼間の時間が日に日に長くなっていきます。ちょっと気が早過ぎですが、今から夏が待ち遠しくてワクワクしています。
7月15日レッスン14日目。
今回のレッスンは前回までの応用編となるクラーべとシンクロした12種類のMARCHA(マルチャ)とは違い、意識的にクラーべを外したMARCHAをもうひとつ習うこととなりました。例によって、カナ譜例をご覧ください。
♪ ♪ ・ ♪ ♪ ♪
テキトキテドンド・ンドドキテキドン No.13
譜例 No.13のポイントはクラーべの2サイドの4拍目をあえて前後に外すことにより、コントラティエンポを強調し、 3サイドのクラーべの隙間を縫うように演奏するところです。そのためには「ドンドンドド」と、フレーズ自体が裏返して聞こえるように小節のバーを越えてフレーズをつなげる必要があります。さらに実際の演奏では下記のようになります。
♪ ♪ ・ ♪ ♪ ♪
カ・ンドドキテドンド・ンドドキテキドカ No.14
♪ ♪ ♪ ・ ♪ ♪
カ・ドントキテドンド・ンドドキテキンカ No.15
前回までの12種類のMARCHAとつなげて演奏するので、フレーズの前後のリズムが変化して譜例No.14のようになります。
また、譜例 No.15のように逆サイドのクラーべにも、もちろん応用が効きます。
最後に今回のフレーズ「ドンドンドド」の「ド」は全て右手で演奏しますが、「ン」は休符ではなくてゴーストノートを左手で入れます。するとサウンドが硬くしまるんですよ!
Nos vemos! それでは、またお会いしましょう。
2005/03/24掲載