サックスリード加工について

サックスを習い始めて、慣れてきた頃「そろそろ他のリードも買ってみよっかな〜❣️」なんて思いますよね。

サックスのリードを一箱買うと5〜10枚入っています。

でも全部同じコンディションではありません。いわゆる「当たりハズレ」があります。

「がーん!今回殆どハズレだー!」なんて事があってもガッカリなさる事は有りませんよ! ガンガン加工しちゃいましょう。

ハズレだったリードが当たりのリードよりずっと吹きやすくなるかもしれません(^^)

今回はリードの加工についてご説明しようと思います。

一箱のリードが殆ど使えるようになればお財布にも優しいですよ〜(^ ^)

ぜひチャレンジしてみて下さいね。

用意するものは400番のサンドペーパーと安らかな心。

サンドペーパーは画材屋さんに売っています。一枚¥100かもっと安いくらいです。

では、早速サンドペーパーでリードを削ってみましょう。コツは「少しずつ」「弱い力で」「丁寧に」の3点です。

まず、サンドペーパーをハガキ大くらいにカットして、それをフワっとたわめて持ちます。

さて、この後ろに写っている楽譜、何の曲かわかる人〜!もしわかったらサックスマニア病にかかってます。お大事に(^o^)

そして、削って良いのはリードの下三分の1程ですよ。

実際に削っている動画を載せますね。

削っている音が意外と大きくて耳につくので、イヤホンの方や電車内の方はお気を付け下さいね。

https://youtu.be/5FmTf-yXGjY

いかがでしょうか。

削るというより触るようなイメージで、ちょっと触っては吹いて確認して…と言う感じです。

練習に疲れた時の気分転換なんかに是非チャレンジしてみて下さいね❣️

追記:リードが薄くなってしまった際の先端の加工についてもこちらにご案内しております。合わせてご覧いただけると幸いです。

村田 紅
大阪音楽大学卒業後ミ・ベモルサクソフォンアンサンブルメンバーとしてヨーロッパ諸国やアメリカカーネギーホールやタイ王室、中国などでのクラシック音楽の演奏を経てジャズ、ラテン、現代音楽とジャンルにとらわれない演奏スタイルを確立。 音楽理論、ソルフェージュのレッスンも行っている。