BGMマニア

真冬でもアイスクリーム食べる人ー!! ハイ、私は一年中ジェラートラバーズです。

これは京都西院にあるカフェラッテと言うお店で、イタリア人ジェラートマスターのエディさんが奥様と二人で作っておられる超美味しいジェラート店です。

こちらのお店はイタリアのラジオがBGMで流れていました。

ワタクシBGMマニアです。お店に入ると「これは有線放送の○○チャンネルかな?」とか「お、○○のアルバムだな。ニヤリ。」とか耳をそば立ててとても楽しみに聞いています。

大体夏になるとボサノバのチャンネルが多かったり、年中を通してジャズのバラードは大多数のお店で採用されており、どこに言っても無難なジャズ(言い方が悪いですが・・・。)が流れている事が多いのですが・・・・。最近ちょっとずつ変わって来たような気がします。

まず、知っている方も気づいている方も多いとは思うのですが、大丸京都店は大分前からサンバが流れている確率が非常に高いんです! ボサノバじゃなくて結構マニアックなサンバが流れたりしていてとても楽しい気持ちになります。 その楽しいサンバの曲の合間に「お客様に仙太郎からのお知らせです。只今より本日限定発売の特製和菓子の〜・・・。」とか言う魅力的なアナウンスが、、、、、。えぇ、買いましたとも。多分サンバが流れてなくても買ったかも知れませんが、サンバの影響力は大きかったと思います。やはりラテンは偉大です。

 

そして、高島屋京都店も中々の選曲です。なんだと思われますか?なんと!ロックです。先日はお店に入った途端、聞き覚えのあるドラムのイントロが聞こえたので「ま、まさかこれは・・・!」と立ち止まって聞いていたらフィルコリンズのイージーラバーが流れて来てあまりの嬉しさに曲が終わるまでずっと聞いてしまいました。

高島屋は他の日も確認に行ったのですが、ハードロックも流れてました。シビれます。

私が足繁く通う京都1美味しくて無愛想なベトナム料理パパイヤヴェールではフレンチポップが流れているのですが、最近はZAZなんかも流れてとても良いです。このビデオのイントロ、間奏、エンディングのちょっとチャルメラっぽい音何かわかりますか〜??考えて見てくださーい!!

そして祇園祭のたびにアップしている永楽屋室町店はいつもゴキゲンなソニーロリンズが流れています。シックな店内に響く底抜けに明るいテナーサックスの音ときめ細やかな接客についつい「せっかくだから誰かにお土産買おっかな。」と思ってしまいます。(BGMだけではなくて、美味しいからですよ。)

何年も前の話ですが三条商店街千本通出口付近にあるスーパーフレスコでは何故か「ロッキーのテーマ」が延々と流れていました。疲れている時にあの曲を続けて聞くと結構疲れるので、買わずに退散したことが何度かあります。

ゴールドジム二条駅店に通っていた事があるのですが、その時は結構な確率でEuropeの The Final Countdownが流れて来ました。ウエイトトレーニングをしている時にあのサビの「It’s a final countdown~!!」と聞こえてくると「うおっしゃぁぁぁぁ!!!」と力が湧いて来ました。(乗せられすぎですか?)

大好きなインド料理店ではもちろんインド音楽が流れているのですが、これも面白い曲が多くてコーラスとメインボーカルとの掛け合いが延々続いている曲があったりするので、時折食事の手が止まってしまうこともあります。(これ、どうやって曲終わるんだろうか・・・。と思ってしまったりするので。)楽器もリズムも本当に魅力的でいつか、、いえ、近々足を踏み入れたいジャンルです。

そして、何も音楽が流れていない所でも私は常に脳内で曲が流れています。多分音楽に携わっている人でも、そうで無い人でもよくある現象ですよね。私の場合特に練習中の曲とか生徒さんのレッスンで教材にしていた曲とかではなく、意味不明に勝手に流れて来ます。20代の時はちょっとノイローゼになりそうになったりして何も考えない時間を必死で作ったりしたのですが、最近は何とも思わなくなり勝手に脳内再生される曲を楽しんでいます。 それはあらゆるジャンルに及び、昨晩夜中に一度目覚めた時はバッハのブランデンブルグ協奏曲がケンブリッジバスカーズの演奏で流れてました。目覚めてから確認して聞いたら改めて素敵!

大学生の頃試験曲で演奏したフランス近代の曲も夜中にしばしば頭の中で流れています。暗記した曲は染み付いてしまっているのでしょうか。

そして今脳内DJが流しているのはMaceo Parkerの To be or not to be です。

元気でますね!このライブの時彼は62歳、現在は77歳(喜寿ですね!)お誕生日がバレンタインデーなので来月には78歳ですが、今もビシッとスーツを着て踊りながら吹きながら、歌もラップも超カッコいいですよ〜!!!

そして一人でいる時「何か音楽かけようかな〜。」と思うのは高い確率でキューバの永遠の歌姫(というか女王)Omara Portuondo この方、90歳現役トップ歌手です。

このビデオの時は89歳かな?キューバの素敵な風景、ダンスと共にお楽しみ下さい。

渡辺貞夫さんは87歳バリバリライブをされてます。

生活に音楽や楽器演奏を取り入れるのはメンタルだけでなくて健康にも良いのかも知れません。管楽器は呼吸器にも・・・。(良いのでしょうか、ちょっとエビデンスを調べてご報告できそうならまたブログにてアップします!とりあえず認知症には聞くので脳には非常に良いというエビデンスはあります。)

気軽に音楽を楽しむ方法として、お店のBGMにワクワクするだけでも楽しくなりますね。「どこどこのお店ではこんなBGMかかってたよ〜。」と言う楽しい情報お待ちしております。脳内再生情報も歓迎です。「この曲何〜?」とメロディをハミングしていただいて、一緒に探すのもとっても楽しいですね! やっぱり音楽は最高〜!!

村田 紅
大阪音楽大学卒業後ミ・ベモルサクソフォンアンサンブルメンバーとしてヨーロッパ諸国やアメリカカーネギーホールやタイ王室、中国などでのクラシック音楽の演奏を経てジャズ、ラテン、現代音楽とジャンルにとらわれない演奏スタイルを確立。 音楽理論、ソルフェージュのレッスンも行っている。