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Hola! Que bola?|ムラータのコラム“オラ!ケ・ボラ?”

VOL.10 サンティアゴ・デ・クーバは坂の街。 こだまする口笛とおっさん達のドミノ編

Hola! Que bola? みなさん、お元気ですか?京都店の村田です。
入梅したとかしないとかそんな季節になってきました。季節が変わり身体も夏モードへ切り替えで体調を壊しやすいので気を付けて下さい。うなぎなんていうのも良いかも知れませんね。

サンティアゴ・デ・クーバの市街地はカテドラル(教会)を中心に碁盤の目のように道が交差しています。京都も京都御所を中心に同じように道が作られています。しかしながらあまり似ているという印象がありませんでした。
というのも京都は盆地にあり山に囲まれているんですが、サンティアゴは丘の上にあるのでとにかく坂が多いんです。水平な道は無いんじゃないかと思うくらい登ったり降りたりです。歩いて同じ場所に行くのに一筋間違えただけで疲労度がかなり変わってきます。少し遠回りしてでも出来るだけ平坦な道をみんな選んで通るようにしています。

一方自動車はと言うと、キューバの庶民にとってガソリンはまだまだ高価なのでみんな節約して使っています。日本ではアイドリング・ストップは広く行なわれていますが、サンティアゴでは自家用車に限りますがダウン・ヒル・ストップ?とでも言うか、下り坂になるとエンジンを切って走行します。市内の移動はエンジンを掛けては切ってと忙しく、下りの手前で止まって進む時はブレーキを放すだけで超ゆっくり発進。高低差も結構あるので慣れるまではかなり疲れました。

カテドラルからトローチャに向かうコロナ通りは一直線の長い下りなので自動車、バイク、自転車が猛スピードで駆け抜けます。自動車やバイクはエンジン音で来たのがわかるんですが、自転車は音も静かで夜でも無燈だったりするうえ、夜でもにぎやかな街なのでベルを鳴らそうとも全然聞こえません。
そこでみんなクラクション代わりに交差点の手前で上手に口笛を吹きながら走り去ります。普通の口笛ではなく大きい音のする指笛を指を使わず舌を上手く丸めて「ピ~ピ~ピョ・ピー」と器用に鳥のように吹きます。

坂が階段になっている Escalera de Padre Pico(パドレ・ピコの階段)という有名な坂があるんですが、そこでは昼下がりになると男たちがテーブルを出して来てドミノに熱中している姿を良く見かけました。
縁側で将棋に熱くなる日本のオヤジといったとこですか?
地球の裏側の全く異なった文化でもオヤジはオヤジですね?!

Nos vemos!  それでは、またお会いしましょう。

2002/5/23掲載

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ムラータコラム「Hola! Que bola?」は、20年間に亘り京都店店長として勤務したDRUMS PROSHOP GATEWAY配信のメールマガジンGATEWAY NEWSにて、2002/1/10から2008/7/24に亘り掲載したコラム“キョートテンチョー・ムラータのオラ・ケ・ボラ!”より抜粋して掲載しています。

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