VOL.18 “独学”もイイけど“習う”もネ!”編
Hola! Que bola? みなさん、お元気ですか?京都店の村田です。
季節は移り変わり、もうすっかり秋の空気に入れ替わった気がします。開けっ放しの窓を寒くて明け方目を覚まして閉めることも。。。みなさん、風邪をひかないよう気を付けて下さい。
さて、話はキューバでのボンゴレッスンのつづきへと戻ります。前回で基本のマルチャをなんとか習得することができました。今回は基本パターンから発展したマルチャを習います。私はレッスンを受けるまでは、見よう見真似の独学だったので、マルチャはワンパターンでアドリブ中心の楽器のように思っていました。ところが、そんなことはありませんでした。8ビートのドラムパターンのように数多くパターンがあることを知りました。特に、サルサの前身であるソンでは小編成であるがゆえに、ボンゴのリズムパターンの違いが全体のサウンドに大きく影響します。
手始めは、手順は前回習った交互打ちで、音程を上げるためにミュートしていた左手の位置の変化で音程を変える練習です。音程が変わるだけでイメージがかなり違ってきます。次に2拍4拍を強調した2ビートっぽいパターン、さらにオープントーンを入れたパターン。これらを組み合わせることで、交互打ちのパターンだけでも数多くあることがお分かり頂けると思います。手順はワンパターンなので簡単に習得することが出来ました。
問題はどの場面でどのパターンを使うか?と言うことですよね。
次に、ダブルストローク(二つ打ち)を使ったパターンを習いました。ここで私は疑問を抱きました。このサウンドやったらダブル使わんでも、さっきの交互打ちで出来るんちゃうんちゃうん?と思い、質問してみました。
先生のコリーの答えは、「この(ダブルストロークを使った)パターンは、助けてくれる。」と言うものでした。日本語にしたら変ですが、要するにこのダブルを使ったパターンを習得すれば、交互打ちで多くのリズムパターンが出来るようになったように、バリエーションを広げるのに役立ち、さらに複雑なパターンの習得の助けになるということです。
ドラムも同じだと思うんですが、見よう見真似でも結構楽しいですが、習ってみて初めて分ることもあるんですよね。
Nos vemos! それでは、またお会いしましょう。
2002/9/26掲載