草木染めの帯

いつだったか作家の方にお願いしていた帯が完成しました。

お蚕さんが繭になって、それを糸に紡いで、初夏には藍の生葉で染めて、栗の若葉で染めて、秋には栗のイガで…

と、一年を通してそれぞれの季節の草木染めをして頂き、完成した糸で織って下さいました。

お蚕さんから見ているから愛着もひとしお。
背の低い私に合わせて、少し巾の狭い単の半幅帯です。

単衣の紬に合わせたり、夏の紗の着物に合わせたり。楽しみです!

村田 紅
大阪音楽大学卒業後ミ・ベモルサクソフォンアンサンブルメンバーとしてヨーロッパ諸国やアメリカカーネギーホールやタイ王室、中国などでのクラシック音楽の演奏を経てジャズ、ラテン、現代音楽とジャンルにとらわれない演奏スタイルを確立。 音楽理論、ソルフェージュのレッスンも行っている。