間違える人

間違える人。それは私。

誰ですか、間髪いれず「知っとる。」とか言うの。

とりあえず空耳は日常です。

先日ムラータが
「レモン焼いたんあった?」と言うので、
「レモン焼いたん?!」と驚くと、
「この辺にメガネあった?って聞いたんや!!どんな耳やねん!」

確か地獄耳だったんだけどなー。

聞き間違いは例をあげるときりがありません。

例えば、
月末にムラータが決算しながら言う。
「森尾師匠いない?」
「森尾師匠って誰?」
「もう領収書無い?って聞いたんや!!どんな耳しとんねん!」

「あ~、セイリングソープやな~。」
「セイリングの石鹸があんの?」
「睡眠不足や言うたんや!!」

ライブに来てくれたお客さんが声を掛けてくれました。
「田んぼに居た?」
「え?どこの田んぼ?」
この時点でそのお客さんは笑い崩れてました。
「No!! た・ん・ぼ・に・い・た!」
「えぇっ?!この辺田んぼあった?」

見兼ねた他のメンバーがやって来た。

「あのね、彼はクレナイの事美人て言ってるよ。」

なんと!Tan bonita(とてもキレイ)を、音はあっているが、勝手に日本語に聞き間違いしてました。
よく見ればお客さんは全員ペルーとブラジルの方ばかり!
日本語のわけないし…

因みにお互い意味わかってから、立てないくらいに笑ってしまいました。
笑い過ぎると人間腰が抜けるんですね(^^;;

聞き間違いだけでは有馬温泉。
失礼しました( ◞´•௰•`)◞

見間違いも凄い。

大学時代、真っ黒の大きなスタンダードプードル

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が座っていたので、珍しいと感激して
「おー!!ヨシヨシ♡」と言いながら頭を撫でたら、なんとゴミ袋でした。

周囲の目は痛かったです。

同じ学生時代、あのミュージカル
「アニー」のと同じ犬種の犬が何やらふんふんと穴を掘って遊んでいる。

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喜んで頭を撫でたら、なんと小沢征爾さんか、ムツゴロウさんにそっくりのランニング姿のお爺さんが今時洗濯板とタライで洗濯されてました。

突然頭を撫でられたお爺さんは、驚くでも無く
「おぉ、こんにちは。」と言ってくれました。(^^;;

そして、更なる恐ろしい間違い!
スポーツジムでの出来事です。

一通りトレーニングが終わって、帰りたくなった私はムラータを探してジム内を見渡していました。

すると、ベンチプレスをしているメガネでヒゲのハゲ頭をみつけたので、ムラータだと思い、

・その頭をペチペチ叩きながら

・「行くで!おハゲちゃん」と言った…

ら、違う人でした。

聞き間違いだけでは無く、ハゲ間違いまで犯してしまいました。

しかし、その間違えられた人も凄い!

驚く事も無く平然と
「あ、ご主人あっち。」
と、ムラータのいる方を指差して教えて下さいました。
ご自身でも似てると思っておられたのでしょうか。

そこで謝らないといけないのに、何故か
「あ!ホントだ!あっはっはっは!」と笑ってしまいました。

今後気を付けます!!

村田 紅
大阪音楽大学卒業後ミ・ベモルサクソフォンアンサンブルメンバーとしてヨーロッパ諸国やアメリカカーネギーホールやタイ王室、中国などでのクラシック音楽の演奏を経てジャズ、ラテン、現代音楽とジャンルにとらわれない演奏スタイルを確立。 音楽理論、ソルフェージュのレッスンも行っている。