変な物を食べる人々

「それってヘン」と感じるメニューがあります。

まずは入門編。

 

私だけがヘンと思っているのかもしれませんが、

・焼きそばパン

・コロッケパン

・たこ焼きパン

 

これをヘンと思う理由は炭水化物のアテが炭水化物なところ。

 

続いて。

・カレーラーメン

・カレー蕎麦

 

だって、蕎麦の風味カレーの風味に完全に負けます。

うどんは合うとおもうのですが、ラーメンって・・・・?

でもこれは男の人好きな人多いですね。

 

以上は私が単に「ヘン」と思うだけで、世間には受け入れられ定着しています。

 

 

応用編

 

私の父が一時ハマっていたのですが、

・カレースパゲッティ

これはカレーをスパゲティにドバッとかけて食べると言うシンプルなメニューです。

これは私が小学生の時に父親があみ出したものですが、小学生の時の私は出されるがままに食べていました。

そして、当時は結構イケてると思っていました。

私の友達が遊びに来た時に父は自慢げにこのメニューを出したのですが、友達は微妙な表情でした。

 

それをさらに応用したものが・・・・

また父の作品ですが、

 

・カレーそうめん

 

これは子供心にも「絶対あわねぇ。」と思っていました。

カレーの中でそうめんは膨れに膨れ、持ち上げるとぶちぶち切れます。

 

父曰く、「これが1番カレーと麺がからむ」そうです。

そらからむわな。

その証拠に麺を食べ終わる時にはカレースープは一切残っていませんでした。

 

これは実食していませんが、食べなくても美味しくないのがわかる気がします。

試した方はご一報下さい。

 

 

そして、これが最高峰

 

同じく父のオリジナルトースト

 

材料:分厚い食パン

バター

めざし

 

父の作り方ですが、

1 まずめざしを焼く。

2 そのめざしを有り得ないくらい丁寧に頭、骨、身を外す。

3 パンを焼く。

4 パンの表面が見えなくなるくらいバターをごってり塗る。

5 そのパンの上に「百人一首かよ!」とツッコミたくなる程キッチリとめざしの身を並べる。

 

以上で出来上がりです。

これを作りながら必ず上目遣いでこちらを見て「半分食うか?」と言います。

こちらも必ず秒殺で「いらん!」と答えます。

 

そんな父も亡くなってしまったので、今思うとこのマズそうなトーストを一口ぐらい食っとけば良かったかと思います。

 

私が「マズそう」と言うとかならず

「オイルサーディンのサンドイッチがあるやろう。あれと一緒や。」と言っていました。

 

今でもお骨の前に手を合わせて

「絶対違う。」と言いたくなります。

しかし、私はこれを食していません。

 

もし、やってみようと思われる方おられましたら15分の1程度で結構ですので味見させて下さい。

 

ちなみに、私が最近ハマっている食事ですが、

「冷や奴にインドカレーを添えて食べる 」のが気に入っています。

これは変じゃないよね??

 

 

 

村田 紅
大阪音楽大学卒業後ミ・ベモルサクソフォンアンサンブルメンバーとしてヨーロッパ諸国やアメリカカーネギーホールやタイ王室、中国などでのクラシック音楽の演奏を経てジャズ、ラテン、現代音楽とジャンルにとらわれない演奏スタイルを確立。 音楽理論、ソルフェージュのレッスンも行っている。