VOL.70 さらにもうひと捻り編
Hola! Que bola? みなさん、お元気ですか?京都店の村田です。いよいよ秋本番を迎え、京都店に面する堀川通りのイチョウ並木も色付き始めました。最近、その街路樹で議論が交わされているようです。季節感が感じられる景観を優先して落ち葉を楽しむか、滑って危険などの理由から落葉前に葉を刈り取るかです。論議が続く中、黄葉は美しさを増しています。。。
7月7日レッスン6日目。
クラーべとの悪戦苦闘の練習の日々が続きます。今日のレッスンは、昨日のフレーズをさらにもうひと捻り加えた内容となりました。まずは、昨日までのおさらいとして右手で大きい方のエンブラを叩く「ド」の音の確認です。4拍目はもちろんですがクラーべ3サイド側では、ひとつ目となる1拍目にシンクロしていました。すなわち、その前の4拍目から「ドカドン」というフレーズとなります。
今度はこのフレーズそのものは変えずに、クラーべ3サイドの1拍目から2拍目に架けて入るように位置を移動します。さらに、これだけでは物足りないのでクラーべ2サイドのふたつ目となる3拍目からシンクロして「ドドドド」と入れます。そうすると拍がずれたようにクラーべが違ったリズムに聞こえてきます。
アドニスが普段頻繁に使っているフレーズであるのに、私が叩くそのフレーズに、クラーべを叩くアドニスが一瞬惑わされかけます。
カナ譜例は下記のとおりです。
そんなに難しいフレーズではありませんが、「ドドドド」と入れる音が、浮いた短い音符にならないように、沈んだ音で畳み掛けるように入れるのがポイントです。そうしないと音に力がないためトリックの効果が全く得られません。
ちょっと頭を捻ればドラムセットにもこのトリックは応用できるはずです。是非お試しください!
Nos vemos! それでは、またお会いしましょう。
2004/11/25掲載