Hola! Que bola?

ムラータのコラム
“オラ!ケ・ボラ?”

VOL.158 修行の旅も最終回

Hola! Que bola? みなさん、お元気ですか?京都店の村田です。
私、京都店テンチョー・ムラータのオラ・ケ・ボラ!は今回のVOL.158をもって最終回とさせて頂くこととなりました。
長年お付き合い頂きまして本当にありがとうございました。退職後は、手付かずだった分野にも挑戦をして、新たな気持ちでより深く音楽の勉強をしたいと考えております。頑張るぞ~!!

8月20日  50日目 最終回
今回の修行の旅も終わり、明日はいよいよサンティアゴ・デ・クーバからの旅立ちです。国内線でハバナへ飛び、数日滞在した後、メキシコシティーで一泊、トロントでトランジットをしてようやく成田です。最短でも3日。サンティアゴ・デ・クーバはその距離以上に日本からは遠いところにあります。

出発前夜、アドニスの家にグループのメンバーが楽器、ラム酒、手作りの料理を持ち寄り送別会をしてくれました。扉や窓を開けっぱなしで夜通しのセッションに苦情を言いに来るどころか、隣人は音楽を楽しむために集まってきて玄関先で勝手にドンチャン騒ぎを始めています。日本ではありえない濃い~ホームパーティーでした。

夜が明けて出発当日、お世話になったCASA(レンタルハウス)のMARIAに鍵を手渡し、母親のように毎日、食事を作ってくれたMIRTAの家で最後の昼食。別れの辛さに胸がいっぱいで思うように食べることが出来ませんでした。帰り際に、サンドイッチを手渡してくれたMIRTAのやさしさは忘れられません。

MIRTAの家族と共に空港に着くと、毎回ライヴに参加させてくれたSEPTETO SOL Y SONが空港ロビーで演奏をしていました。ボンゴセーロのALCIDESが「もう行っちゃうのか?」「お前はメンバーだからいつでも来いよ!」と言いながら強く手を握り見送ってくれました。

今回の修行の旅で学んだことはCORAZON(ハート)とCARIN~O(愛情)です。「音楽はここだっ!!」と自分の胸をげんこつで叩いて教えてくれたことは一生忘れません。

肝に銘じて胸を張ってそう言えるよう頑張るぞ~!!

Nos vemos!  それでは、またどこかでお会いしましょう!!

2008/07/24掲載

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ムラータコラム「Hola! Que bola?」は、20年間に亘り京都店店長として勤務したDRUMS PROSHOP GATEWAY配信のメールマガジンGATEWAY NEWSにて、2002/1/10から2008/7/24に亘り掲載したコラム“キョートテンチョー・ムラータのオラ・ケ・ボラ!”より抜粋して掲載しています。