Hola! Que bola?

ムラータのコラム
“オラ!ケ・ボラ?”

VOL.112 2小節で解決するフレーズさらに複雑に編

Hola! Que bola? みなさん、お元気ですか?京都店の村田です。休暇を利用して日本三景のひとつ、天橋立に行ってきました。行ってから知ったのですが、その日はちょうど宮津花火大会でした。運良く遊覧船に乗ることができ、1時間にも亘る3000発の花火ショーを船上から観ることができました。爆音とすぐ目の前に広がる巨大花火に、驚きと感動の連続でした。やっぱり夏はいいですねえ!

7月30日レッスン29日目その7
前回の16分音符系1拍半フレーズはお試しいただけたでしょうか? もちろん3連符系も同様ですので、是非チャレンジしてみてくださいね。今回は、簡単なアレンジで16分音符系1拍半フレーズが、さらに複雑になったように錯覚するパターンをご紹介します。早速、カナ譜例をご覧ください。

カナ譜例 1
4     ・1     2     3       4     ・1     2     3       4     ・
    ・         ♪      ♪            ・ ♪           ♪            ♪        ・
ド カ ・カカドドドンドドドカカンカカドド・ドンドドドカカンカカドドド カ ・

下降系と上昇系を交互に演奏するパターンです。奏者は1拍半フレーズを演奏していますが、聞いている人にはカナ譜例 2のように複雑な3拍フレーズのように聞こえます。

カナ譜例 2
1   2   3   ・
カカドドドンドドドカカン・

前回に比べ難易度は高くなりますが、前回同様に2分音符「1,3」の正確なタイムキープが出来るようがんばりましょう。この2小節パターン内でフレーズは1周しているので、このパターンが出来るようになれば、比較的簡単にフレーズを長くすることが出来ます。タイムキープは大きく!16分音符は正確に!

Nos vemos!  それでは、またお会いしましょう。

2006/08/24掲載

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ムラータコラム「Hola! Que bola?」は、20年間に亘り京都店店長として勤務したDRUMS PROSHOP GATEWAY配信のメールマガジンGATEWAY NEWSにて、2002/1/10から2008/7/24に亘り掲載したコラム“キョートテンチョー・ムラータのオラ・ケ・ボラ!”より抜粋して掲載しています。