VOL.04 ドラマーにも役立つキューバ式ハンドケア話 後編
Hola! Que bola? こんにちは!京都店の村田です。
話しによると今年は記録的な暖冬だったそうです。そう言われてみると京都市内で今年は積もるほどの雪は降りませんでした。
日を増すごとに春めいてきましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
前回は手を保護する方法をご紹介しましたが、ハンドクリーム等でケアをしてもひび割れしてきますし、マメやタコは防ぎようがありません。素手で硬い皮を叩くんですから当然です。そんなときでも演奏はやめられません。
ということで今回のドラマーにも役立つキューバ風コンゲーロ(コンガ奏者)のハンドケア後編は、傷ついてしまった手のケアです。
ひび割れやマメを衝撃から守るのに効果的なのがテーピングです。薬局やスポーツ店で手に入ります。出血している時はバンドエイドなども良いでしょう。売っているところが少ないんですが、赤チンがあらかじめ塗られた薬品付ばんそうこう“マーキュロバン”
なんていうのもあります。
マメやタコはそのままにしておくと大きくなり、痛みも伴ってくるので処理が必要です。いろんな方法がありますが、代表的なものを2つご紹介します。
ひとつはカッターナイフで角質部分を切っていく方法です。最初はちょっと勇気が要りますが、白くなった角質部分の細胞は死んでいるので痛みはありません。
もうひとつはヤスリで削る方法です。私は100えんショップなどで売っているかかとの角質を取るヤスリを使っています。コツは痛みを感じないようにやることです。刺激を受けることで成長するので、痛い思いをして削っても傷が深くなるだけなので気を付けてください。
次はひび割れなんですが、キューバのコンゲーロのあいだで日本にひび割れに良く効く特効薬があると言われています。
それはなんと瞬間接着剤アロンアルファーです。皆さんも経験ないですか?手に付いた瞬間接着剤でくっついちゃったこと。そうなんです、傷口をくっつけちゃうんです。ひび割れた状態で演奏をしていると、どんどん深くなっていくんですが接着剤でくっつけるとかなり効果的に防げます。これは私も時々やっています。
今のところ、異常を訴えたような話しは耳にしていませんが、身体には良いとは思えないので、応急処置としてやってみてください。違和感を感じたらすぐ止めてください。
ドラマーにも役立つキューバ風コンゲーロ(コンガ奏者)のハンドケアいかがでしたか?
また別の良い方法などご存知な方がおられましたら教えてください。
Chao! また、お会いしましょう。
2002/2/21掲載
※オラ・ケ・ボラ(Hola que vola!)はキューバ弁ですが、京都弁にすると、「へぇ毎度!どないしたはりますねん?」になります。