Hola! Que bola?

ムラータのコラム
“オラ!ケ・ボラ?”

VOL.86 3連符を使ったショートフィル編

Hola! Que bola? みなさん、お元気ですか?京都店の村田です。京都店レンタルスタジオの新装オープンから1週間が経ちました。高音の伸びが増し、サウンドが良くなったと大好評です。さらに、常設機材として導入したGRETSCHセットが予想以上の大人気で、個人練習の予約も殺到しています。
今回のリニューアルを皆さんに喜んで頂き大満足しています!どんどんご利用くださ~い!!

7月22日レッスン21日目
今日のレッスンは、3連符を使ったショートフィルのレッスンとなりました。3連符はドラムでも良く使われるポピュラーなフィルですが、CUBANO(キューバ人)の3連符はひと味違います。早速、カナ譜例で確認してみましょう。

カナ譜例 1
カカカ・ドドド・カカカ・ドドド

カナ譜例 2
ンカカ・カドド・ドカカ・カドド・ド

カナ譜例 3
  ・ ♪            ♪      ♪     ・   ♪  ♪   
ドカ・ンカカカドドドカカカドド・ドントキテキドン                                     
一般的な3連符のフィルは、カナ譜例 1のように 4分音符に対して均等に 3コの音符を叩きますが、彼らは分からないようにさりげなく音符を足したり引いたりして3連符のフィルをずらして演奏しています。今回は、カナ譜例 2のようにワンテンポ遅らせてスタートするパターンです。
全体の流れはカナ譜例 3になります。俗に言う“タメ”のようにも聞こえますが、正確に3連符を演奏することが大切です。今回手順の表記はしていませんが、交互打ちでクロスしなくて済む手順を探してみてくださいね!もちろん、ドラムのフィルにも効果的です。是非お試しください!

Nos vemos!  それでは、またお会いしましょう。

2005/07/28掲載

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ムラータコラム「Hola! Que bola?」は、20年間に亘り京都店店長として勤務したDRUMS PROSHOP GATEWAY配信のメールマガジンGATEWAY NEWSにて、2002/1/10から2008/7/24に亘り掲載したコラム“キョートテンチョー・ムラータのオラ・ケ・ボラ!”より抜粋して掲載しています。