テキスト「ジャズ・アルト・サックス実践と理論」「ジャズ・テナー・サックス・実践と理論」9曲目はジャルマ・フェレイラ作曲の Recado Bossa Nova です。
このテキスト通り演奏すると「あれ、知ってるリカードとなんか違う・・・」と思われるかもしれません。
おそらく誤植では無いかと思われますので、音を訂正して練習してみて下さい。訂正楽譜をアルト、テナー、それぞれみてみましょう。
アルトサックス:
テキストはこのようになっています。

下記のように変更して下さい。

テナーサックスはこの様になっています。

この様に訂正して下さい

同じフレーズが30小節目にも出てくるので同じように楽譜を訂正します。
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この曲もボサノバなので前回の「オルフェのサンバ」と同じシンコペーションが重要になってきます。ボサノバやサンバ、サルサなどのラテンのリズムは全て同じですのでアクセントの位置や「暗黙の了解のスタッカート」などを守れば非常に軽やかでダンサブルな演奏になります!
今回はこの曲特有のコード進行で有る「ナポリの6」(Napolitan six) について説明したいと思います。
ナポリの6
- どのようなコード進行なのか
- なんでナポリなのか
- 何で6なのか
・どのようなコード進行なのか
答:半音上のメジャートライアド(長三和音)に進むコード進行 II♭ と表記しているものもあります。
・何故ナポリなのか
答:18世紀オペラで「ナポリ楽派」が好んで使用したためと言われていますが、カンツォーネでも多く使用されています。エンディングでドラマチックに使用される事が多いです。
・何で6なのか
答:ナポリの6や sus4 コードは第二展開形を使用する事が多く、第二展開形の場合ルートに来る音が前のコードのルートと短6度になる為。 (第二展開形は和音の弾き方でもっともパワーがあるので、特徴的なコードのヴォイシングのヒントにしてみて下さい。)

テキスト通りの音源をアルトサックスとテナーサックスでそれぞれ作成しました。テンポは110bpm 伴奏はiReal Pro アプリを使用しました。練習のお供に寄り添えたら幸いです。
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