マルチャ・コンビネーション

前回のブログで、はシンコペーションを使ったマルチャをご紹介しました。
今回は、そのシンコペーションと以前までのシングルストローク、ダブルストロークを組み合わせたマルチャの演奏を実践的にご紹介します。

シングルストロークとダブルストロークのフレーズは、クラーベ感がないのでクラーベを意識することなく自由に組み合わせて使えます。シンコペーションのフレーズは、クラーベ2サイドの終わりから3サイドにかけて使うのが効果的ですが、逆サイドにも使用します。自由に組み合わせて演奏してみましょう。

これまでに習得したマルチャに、シンコペーションのアクセントが付くことでサウンドに表情が付き、フレーズも一気に増えました。表情は付いたもののリズムと言う点では、まだまだ単調です。言ってみれば、ようやく即興演奏の入口にたどり着いたと言うところでしょうか?
次回は、シンコペーションをもう少し複雑にしたフレーズをご紹介します。
お楽しみに!!

ムラータコラム「Hola! Que bola?」VOL.21 より一部抜粋。

VOL.21 巨匠コリーのさらなる奥深い教え「口と耳」編


次回、シンコペーションを使ったマルチャはこちら☛ https://www.muratamusic.com/murata/1353

   お問い合わせ・無料レッスン見学・体験レッスンお申し込み ➡︎

   ムラータミュージックのホームページはこちら ➡︎

村田 康夫(ムラータ)
キューバ音楽を学ぶため、1994年、2001年、2004年と三度に亘りキューバ音楽ソンの発祥地サンティアゴ・デ・クーバに長期滞在し、ラテンパーカッションの奏法を習得する。 また、数多くのミュージシャンとも共演。 サルサ、ラテンジャズ、シャンソンやパーカッションアンサンブル等、ラテン系にとどまらず幅広く音楽活動を行っている。