人差し指突き奏法?!

2018/8/31のブログ「今さら聞けない!?ボンゴの音の出し方!!」の中で紹介したようにマチョは人差し指一本で叩きます。
マルチャを演奏する時も人差し指一本ですが、右手のみ突くように叩く独特の奏法で演奏します。

ボールを投げるイメージ!

野球のボールを投げる時の肩から手にかけて、しなるような動きをイメージして、その動きをコンパクトに手首から指先で行います。

具体的には、腕の動きは殆ど使わず、手首を曲げながら人差し指を縮め、脱力して一気に手首を伸ばしながら指も伸ばし円を描くように人差し指一本でショットします。

ムチを打つように指先にスピードが乗り、甲高い音が出ます。

エッジに関節が当たらないように!

ショットする人差し指の第一関節と第二関節の間がボンゴのエッジにヘッドとほぼ平行にヒットするようにします。
指が浅く当たると音量が出ませんし、深く当たると第二関節を痛めます。

角度にも注意!

リムに当たらず指先だけがヘッドに当たると甲高い音が出ず、リムにだけ当りヘッドに当たらなければ痛いだけで音は出ません。

脱力が大切!

慣れるまではフルショットをせず、一音一音確認しながら繰り返し練習すると良いでしょう。ケガをしないようにリラックスを心掛けます。

マルチャの演奏には中指も同様に曲げ伸ばしをして、人差し指と中指を交互に叩く奏法があります。

人差し指一本でマルチャを演奏するのが一般的ですが、中指も使う奏法は、1994年にSantiago de Cuba に訪れた時に、師匠である当時のSepteto Turquinoのボンゴ奏者Jorge Maturell(現在は、Eliades Ochoa率いるGRUPO PATRIAにて活動中)から教わった奏法です。

次回は、目から鱗の左手の奏法とリズムの捉え方について!乞うご期待!!

 

ムラータコラム「Hola! Que bola?」VOL.12 より一部抜粋。

VOL.12 思い出話。異文化とキューバ音楽編 その2 待ちに待ったコリーのボンゴレッスンの日!

村田 康夫(ムラータ)
キューバ音楽を学ぶため、1994年、2001年、2004年と三度に亘りキューバ音楽ソンの発祥地サンティアゴ・デ・クーバに長期滞在し、ラテンパーカッションの奏法を習得する。 また、数多くのミュージシャンとも共演。 サルサ、ラテンジャズ、シャンソンやパーカッションアンサンブル等、ラテン系にとどまらず幅広く音楽活動を行っている。