本日の楽典は2度の数え方についてご説明します。
なにかとピリピリ⚡️気を遣う日々ですが、お疲れは出られてませんか? 身体に気をつけてゆっくりやすんだり😴、大切な人とSNSやメール📧💌で無事を確認して、連絡は取りたいものですね😉
ムラータミュージックは私もムラータも元気に過ごしております。私は今年は何故か花粉症の症状すらでませんでした。今年はヒノキ花粉少なかったのでしょうか・・・?🤔❓
皆様と離れてはいますが、画面を通じてご一緒に勉強したいと思います。🤗🤗🤗
まず前回ブログの問題ですが、これでした。
回答は重増2度です。
考え方ですが、
1️⃣ 臨時記号を何もつけずに考えます。すると、これは同音ですので「完全一度」となります。
2️⃣ 次に左の音符の臨時記号のみ考えますと、「増一度」になります。
3️⃣ さらにそこから右の音符の臨時記号をみると音程が上がっている(離れている)ので「重増一度」となるわけです。
このように、音程は順序だてて考えます。数学と同じです。
では早速本日の2度について見ていきましょう。
2度の数え方は「長・短」を使います。
長2度はひとつ離れると増2度・もうひとつ離れると重増2度となります。
短2度は狭くなる(近づく)と減2度・さらに狭くなると重減2度と言う言い方になります。(ただし重減2度は使用しないので実際は無いと言えます。後述します。)
ちなみに、1度には「減」と言う言い方はありません。同じ高さなのでそれよりも減る事はないので存在しないのです。🙅🏼♂️
「無駄なモノは存在しない。」と言うのが音楽理論のさっぱり🍋としたイイところなんですねぇ~。😸
まず「長2度」とは。
いわゆる「全音:Whole tone」の事です。
下記のようなものになります。
2音間の距離がここからさらに一つ遠くなると「増2度」となります。このような感じです。
「これってもう3度でいいんじゃないの?」と思うかもしれませんが、臨時記号をはずした音符(臨時記号をつけない音符の事を幹音と言います。)が2度となっている限りは2度と言う言い方を守ります。
この秩序になれると移調する時に非常にスムーズに出来るようになります🎶サックスは移調楽器🎷ですから是非ここでぐっと✊がんばりましょう!😊
さらにもう一つ距離が離れると「重増2度」です。
実際の曲には(特にポピュラー音楽の場合)殆ど出てきません。ご安心ください。😉ただしこの言い方がある事は覚えておいてくださいね。
1度の場合はここまででしたが、2度以降は音程間が離れるだけではなく、狭まる事もあります。
では短2度についてご説明します。
短2度は「半音:Half tone」の事です。
半音より狭くなると・・・結果として同じ音になってしまうのですが、見た目の音程(幹音)が2度になっている限り「2度」となりますので「減2度」となります。
さらに狭まると確かに「重減2度」となるでしょうが、こんな楽譜は曲の中に出てきません。
無理矢理表記するとこのようになります。
しかしこんな楽譜はありえない😅💦のでやはりこれも無駄ですね。楽典の本にも記載されていませんでした。
今回の2度についてまとめると、大事なのは「長2度か短2度か」です。ハーモニックマイナースケールの時には増2度が出てきます。これは「音階と調」と言う項目について勉強する時に詳しくご説明差し上げますね。
今回はとりあえず・・・
長2度は全音、短2度は半音です。これをしっかり覚えておいてください。😉
では、今回も問題を出題しますね。1度と2度の問題です。
次の譜例の音程を答えてください。
答えは次回の「楽典のススメ3」にて。
栄養つけて、🥗🍙🥐🍳しっかり眠って😴😴😴、健やかにお過ごしください。乗り切りましょう!!🏄♀️🏄♂️