オールキィ練習:トライアドと応用

今回は久しぶりにオールキィ練習の具体的な方法についてご案内します。

前回のオールキィについての投稿ではオールキィのスケール(音階)練習の仕方と楽譜を、その前は3度練習の楽譜をお伝えしました。

もちろん3度の次は4度なのですが、4度はもうわかりますよね?階名で言うと「シミ ドファ レソ ミラ ファシ ソド…」となります。降り方は「ファド ミシ レラ ドソ シファ…」となります。 3度が出来たら簡単ですので、これはご自身で楽譜を作ってみてください😊。(もしご要望があればまたブログのコンテンツとしてアップします😉✨。)

今回はさらにステップアップ⤴️🎵した練習をしてみましょう。

トライアド(三和音)です。3つの音の塊🎶で練習します。階名で言うと「シレファ ドミソ レファラ ミソシ…」です。

サックスの音域で楽譜にするとこうです。

これをそれぞれオールキィで練習するので Key of C だと調号無し。Key of F だとフラット1つ(シ)Key of Bb だとフラット2つ(シとミ)…と言うふうに12 key で練習してみて下さい🏃🏻‍♀️🎵

12key 全ての主音と調号についてはこちら

さて、このトライアドがオールキィで練習出来たらいよいよ応用編です😤

トライアドの1つ目の音の半音下を吹いてからトライアドを吹く🎷

というチャレンジをして下さい。これは「本来吹きたい音を吹く前に半音下の音をアプローチノートとして使う♪」アプローチノートのエクササイズになります。慣れるまでは強烈な脳トレとなる事でしょう。ゲーム感覚で楽しんで下さい😉

したがって上記の楽譜の三連符それぞれの前に半音下の音を入れる事になります。

赤ペンで書き込んでみました。

最初は8分音符のつもりで符尾(はた)と符幹(ぼう)も書いたのですが、途中から符頭のみにしました。すみません…😅💦

実際の演奏は16分音符のように演奏したら良いと思います。

実際の演奏を楽譜にするとこうなります。

ただし、あくまでの半音下からのアプローチですので最初の三連符の楽譜に手書きで別に書き加える考え方の方がやりやすいと思います。

この半音下からの練習は調号が増えてくると非常にややこしくなってきて…🤯

楽しいですよ〜🤗🤗🤗🤗🤗

「ワ〜っ😱💦」とパニックになる状態は脳にも良い✨らしいので是非パニックを味わいながら練習してみて下さいね!

このブログが練習のお手伝いになると幸いです🤗✨

村田 紅
大阪音楽大学卒業後ミ・ベモルサクソフォンアンサンブルメンバーとしてヨーロッパ諸国やアメリカカーネギーホールやタイ王室、中国などでのクラシック音楽の演奏を経てジャズ、ラテン、現代音楽とジャンルにとらわれない演奏スタイルを確立。 音楽理論、ソルフェージュのレッスンも行っている。