練習の工夫方法

寒くなって来ました。なかなかサックスの練習に出掛けるのが億劫になって来ますよね。

しかも年末でお仕事やお付き合いが忙しくて帰宅が遅くなってしまったり…。

確かに24時間営業しているスタジオもありますが、睡眠時間を削ってまで練習しなくて良いです! サックスは楽しむものですから😉

したがって、家でも夜遅くても可能な練習方法を2種類お伝えしたいと思います😊

まずひとつめは、リードの先端をハサミなどでカットして練習する方法です。

こんな感じになりますよ。

実際マウスピースに装着すると、こんな感じです。

これで吹くと絶対に音は出ません。

楽譜をさらいたい時にこの状態ですと、音を出さずにタンギングもフィンガリングも練習出来ます。基礎練習は出来なくてもレッスンの曲をさらうくらいなら出来ますね(^^)

もうひとつの方法は、楽器構えても口にマウスピースをくわえずに、指を動かしながら口で「ドレミ」をぶつぶつ言う練習です。

こちらの練習方法の方がオススメです。

これ、曲を覚えるのに非常に役に立ちますよ。 なんども吹いて曲を覚えるよりもこの方法を数回挟むと音名で曲を覚える事が出来ますので良いです。 更に音程も歌えると本当に上達します。アドリブ練習には超オススメ❣️

そしてもう一つ、冬の時期に注意して頂きたいのが「腱鞘炎」です。

寒い部屋で練習していると段々と身体が温まり、つい腕まくりをして練習してしまいますよね。 これ、手首が冷えて腱鞘炎になるケースが多いです。 腕まくりしても手首だけはサポーターの様なもので冷やさないようにして下さい。

サックスが皆様の冬を楽しく暖かく彩りますように(^^)

そして、今年の冬はクリスマスソング吹いてみて下さいね〜❣️❣️

村田 紅
大阪音楽大学卒業後ミ・ベモルサクソフォンアンサンブルメンバーとしてヨーロッパ諸国やアメリカカーネギーホールやタイ王室、中国などでのクラシック音楽の演奏を経てジャズ、ラテン、現代音楽とジャンルにとらわれない演奏スタイルを確立。 音楽理論、ソルフェージュのレッスンも行っている。