VOL.116 “ヒール&トゥー”奏法編
Hola! Que bola? みなさん、お元気ですか?京都店の村田です。京都では先日、秋の訪れを告げる時代祭りが行われ、その日の夜には鞍馬の火祭りが行われました。当日、鞍馬に住む姉が祭りのために作った鯖寿司と赤飯を持ってきてくれました。最近は鯖寿司を頂く機会が少なくなりましたが、子供の頃は祭りには鯖寿司が欠かせないご馳走で大好物でした。久しぶりに子供時代のことを思い出しました。
8月1日レッスン31日目その1
さて、今回からは新たなレッスン内容となりました。コンガやボンゴに使用される独特の奏法を使ったパターンです。“ヒール&トゥー”とも呼ばれる奏法で、腕を使って手のひら全体で打つベーストーンと手首のみを使って指先で打つスラップです。いずれもエッジではなく、ヘッド中央部分を使って演奏します。それでは、実際のフレーズの前に“ヒール&トゥー”奏法の練習パターンからご紹介します。
例によってカナ譜例をご覧ください。
カナ譜例 1
タツク・タツク・ドツク・ドツク
OBS・OBS・OBS・OBS
RLL・RLL・RLL・RLL
「タ」は小さい方の太鼓マチョを使って人差し指1本のオープンショット(O)、「ド」はエンブラのオープンショット(O)、「ツ」はベーストーン(B)、「ク」はスラップ(S)です。奏法は若干異なりますが、コンガでも頻繁に使用される3連符のフレーズです。正確なリズムをキープするのはもちろんですが、左手の音量をしっかり出し、バランスよく演奏することが重要です。矛盾しているように思えますが、音量を出すには力を抜くことが必要です。お試しください!
次回は実践編です。お楽しみに!
Nos vemos! それでは、またお会いしましょう。
2006/10/26掲載