Hola! Que bola?

ムラータのコラム
“オラ!ケ・ボラ?”

VOL.114 ひとつのモチーフのリズムを変化させる“3→16”編

Hola! Que bola? みなさん、お元気ですか?京都店の村田です。先日、京都店の倉庫のシャッターを新しい物に交換しました。滑りを良くする為に潤滑油を差したりして、だましだまし使っていましたが、20年以上使い続けてきたシャッターは今年に入った頃から満身の力でないと開ける事が出来なくなっていました。今は、片手で楽々開ける事が出来るようになり大喜びしています。

7月31日レッスン30日目その2
早速、前回の7コの音符からなるモチーフのリズムを変化させてみましょう。今回のフレーズは、前回の3連符を16分音符に変化させたフレーズとなっています。
それでは、カナ譜例をご覧ください。

カナ譜例 1
  ・1   2     3     4     ・1   2   
  ・ ♪           ♪          ♪         ・       ♪   
カ ・ドドドカカカカンドドドカドカカン・ン ド ド ン

16分音符となることでスピード感は増しているんですが、2拍ごとのフレーズとなっているため前回の3連符のフレーズより単調な印象を受けます。
そこでこのフレーズをベースに、さらに展開させたのがカナ譜例 2です。

カナ譜例 2
  ・1   2     3     4     ・1   2   
  ・ ♪           ♪            ♪         ・       ♪   
カ ・ドドドカカカカンンドドドカドカカ・ン ド ド ン

前半のフレーズは同じですが、後半を16分音符1コ分後ろにずらすことで緊張感が増したフレーズとなっています。前回の3連符のフレーズと組み合わせれば、スピード感のあるトリッキーなフレーズを作ることも出来ます。是非、お試しください。
次回は、さらにスピードアップします。お楽しみに!

Nos vemos!  それでは、またお会いしましょう。

2006/09/28掲載

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ムラータコラム「Hola! Que bola?」は、20年間に亘り京都店店長として勤務したDRUMS PROSHOP GATEWAY配信のメールマガジンGATEWAY NEWSにて、2002/1/10から2008/7/24に亘り掲載したコラム“キョートテンチョー・ムラータのオラ・ケ・ボラ!”より抜粋して掲載しています。