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Hola! Que bola?|ムラータのコラム“オラ!ケ・ボラ?”

VOL.07 サンティアゴ・デ・クーバのカーニバル編

Hola! Que bola? みなさん、お元気ですか?京都店の村田です。
新緑の季節に入り、つい先日も初夏を思わす汗ばむ日もありました。そろそろ衣替えの準備でもしようかと思う今日この頃です。

さてその昔、キューバの古都サンティアゴ・デ・クーバのカーニバルは1ヶ月間も行なわれていたそうです。本当かどうか知らないですが、祭りが終わった翌日の朝になると道路に大勢の人が疲れきって寝ていたそうです。
近年ではアメリカ合衆国による経済封鎖に加えてソ連の崩壊による物資供給の不足等でカーニバル中止や縮小されたりしたそうです。その後、ヨーロッパからの投資や闇で流通していたドルが自由に使えるようになったりして少しづつ経済が回復して、昨年のカーニバルは約1週間行なわれました。
期間中、街には仮設ステージが数箇所設置され毎晩ライヴが行なわれます。日本だったらライヴというとジャズやロックを演奏しているのを想像しますよね。でもキューバでのライヴというとやっぱりサルサ、ソン、ルンバなんです。
首都ハバナはどうか知らないですけど、サンティアゴではジャズやロックを演奏しているところは一度も見る事はありませんでした。まずミュージシャンはともかく一般の人々があまりロックやジャズを聞かないからしょうがないですね。(売ってないから聞けないと言った方が正しいかもしれません。)でも、レゲエは若者を中心に大ブレイクしていました。

仮設ステージの一番大掛かりなものが空港へ向かうTrocha(トローチャ)という大通りに設置され、その周りにKiosco(キオスコ)という出店がいっぱい並びます。昼間は自動車が往来しているんですが夕方になると人々が集まりだし、交通整理もなくいつの間にか歩行者天国になり、夜になるとサルサのライヴが始まります。
カーニバルの期間は、ハバナから人気バンドがやって来るのでみんなご機嫌です。SON DAMAS,MANSANILLO,etc が来ました。

日付が変わった頃から徐々に盛り上がって来ます。会場になっている道路には、何千人ものキューバ人が酒を片手に踊っています。
もうこの状態では中南米で安全と言われているキューバであっても日本人は目立ちすぎて、屈強なキューバ人の友人と一緒であったとしてもかなり危険な状態です。
頼んでステージの後ろに上がらせてもらいます。ステージ上はスタッフがいるので安全な上に、演奏も間近で聞けるので絶好です。
ORUQUESTA REVE JR. の演奏は最高でした。特にティンバレスが絶妙で、素人でもできそうな本当にシンプルなリズムなんですが、このバンドの核というかエネルギーを送り続けるポンプというか、素晴らしかったです。

Torocha の周辺には民家も多いんですが、500m 以上離れた下宿先まで聞こえる大音量で延々ライヴをやっているので、朝その音で目が覚めたこともありました。
キューバ人のタフさと、音楽好きには脱帽です。

Nos vemos!  それでは、またお会いしましょう。

2002/4/11掲載

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ムラータコラム「Hola! Que bola?」は、20年間に亘り京都店店長として勤務したDRUMS PROSHOP GATEWAY配信のメールマガジンGATEWAY NEWSにて、2002/1/10から2008/7/24に亘り掲載したコラム“キョートテンチョー・ムラータのオラ・ケ・ボラ!”より抜粋して掲載しています。

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