VOL.104 コントラティエンポを強調したフレーズへ展開編
Hola! Que bola? みなさん、お元気ですか?京都店の村田です。日中の日差しは初夏を思わすほどとなり、部屋で冬越しをしていたサボテンをベランダに出し、水をたっぷり与えました。すると数日後には全体が色鮮やかになり、先端が成長を始めていました。サボテンは夏に育つというイメージがありますが、真夏より朝晩の温度差が大きい初夏にかけてのこの時期の方が良く育つそうです。我家はもう夏気分!
7月29日レッスン28日目その3
さて、レッスンはどんどん複雑になりクラーべを口ずさみながら叩くことが難しくなってきましたね。クラーべを誰かに演奏してもらい、ふたりで試してみるのもおすすめです。意外とクラーベをキープするのが難しいのに驚きますよ。
今回はさらにコントラティエンポを強調したフレーズへと展開します。
それでは、例によってカナ譜例でご説明しましょう。
カナ譜例 1
♪ ♪ ♪ ・ ♪ ♪ ・♪ ♪ ♪ ・ ♪ ♪ ・ ♪
ドドドカドカカカドカド・Bテンドンドカド・ンドドンテキドカ・ンドドンテキンカ・ド
今回は、4小節のフレーズです。今回新たに加わったのは、2小節目の「Bテンドンドカド」です。「B」は左手の手のひら全体で演奏するベースで、「テ」は左手でミュートした状態で右手人差し指で打つマルチャで使うショットです。この2小節目が、コントラティエンポを強調したフレーズとなっています。
カナ譜例 2
ドンテンドンドカドン
コントラティエンポを感じて演奏すると、1小節目の最後の音から始まるカナ譜例2のように聞こえてきます。そしてフレーズの終わりは終止形定番フレーズ「ドンドド」で締め括ります。カナ譜例 2はそのままリズムセクションのブレイクのフレーズとして活用してもおもしろいと思いますよ!
次回は、さらに展開した究極の完成型フレーズです。お楽しみに!
Nos vemos! それでは、またお会いしましょう。
2006/04/27掲載