VOL.98 王道の定番フレーズ編
Hola! Que bola? みなさん、お元気ですか?京都店の村田です。玄関に飾ったお正月用の生け花には、装飾用に銀色の塗料で塗り固められたやなぎも一緒に生けました。そのやなぎから、なんと新芽が伸びて今では葉っぱも付き始めました。寒い日が続いていますが、一足早い春の訪れと力強い生命力に心が温まる思いを感じました。
7月28日レッスン27日目前編
今回はラテンには欠かすことの出来ない王道の定番フレーズのレッスンとなりました。簡単そうに見えて意外と難しいフレーズです。では、今回のフレーズをカナ譜例で確認してみましょう。
カナ譜例 1
♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪
ドラッ ドラッ ドラッ キ ド ン
カナ譜例 2
——–3——— ——–3———
♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪
ドラッ ドラッ ドラッ
今回の装飾音符「ドラッ」の「ド」は大きい方の太鼓「エンブラ」、「ラッ」は小さい方の太鼓「マチョ」で演奏します。カナ譜例 1が8分音符で分割した今回のフレーズとなりますが、分かりづらいので、カナ譜例 2で音の位置を確認しましょう。
2分音符3等分した大きい3連符です。以前登場した1拍目から始まる1、3、5の3連符に対し、休符となる裏拍の2、4、6に重なっているのが確認できます。
ポイントは、4分音符と重なるふたつ目の3連符「ドラッ」が拍と合っていることを確認することです。また、合わそうと意識しすぎてその音だけ強くならないように注意しましょう。
今回はエンブラとマチョを使ったフレーズですが、マチョのみやエンブラのみを使ったフレーズもポピュラーです。コンガ、ティンバレス、カンパナ、もちろんドラムにも使える定番パターンです。
是非、お試しください!
Nos vemos! それでは、またお会いしましょう。
2006/01/26掲載