VOL.97 装飾音符「ドラ」の実際編
Hola! Que bola? みなさん、お元気ですか?京都店の村田です。新年あけましておめでとうございます。先日、財布にギザ10があったので何気なく製造年を見てビックリしました。小学生の時に必死になって探してもなかなか見つけることができなかった昭和33年の刻印!実際には大した価値はないんでしょうが、小学生の頃を思い出し、正月早々なんだか凄く得をしたような気になっています。
7月27日レッスン26日目後編
さて、それでは前回習得したフレーズを実際の演奏で使ってみましょう。フレーズ自体は非常にシンプルですが、微妙なニュアンスを出すために手順に気を付けてくださいね!
カナ譜例 1
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テ キ ト キ テ キ ド カ・ドラ カ カ ドラ カ カ・ンドド
カナ譜例 2
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テ キ ト キ テ キ ド カ・テ キ ト キ ドラ カカドラ カカ・
カナ譜例 1は、4分音符の「ドラ」と8分音符の「カ」を組み合わせたシンプルなパターンです。そして、カナ譜例 2は、倍の速さとなる8分音符の「ドラ」と16分音符の「カ」の組み合わせです。
カナ譜例 2は、フレーズの後のマルチャのタイミングが取り難いので注意が必要です。
この「ドラッカカ」というフレーズは、ラテンの王道とも言える非常にポピュラーなフレーズです。今回は表の拍から始まっているパターンですが、裏拍から始まるパターンも良く使われています。また、このフレーズに慣れてくると、最初は演奏し辛かった「右左左右」という手順が意外と心地良く感じてくるはずです。是非チャレンジしてみてくださいね。
Nos vemos! それでは、またお会いしましょう。
2006/01/12掲載