VOL.94 高難易度のレッスン前編
Hola! Que bola? みなさん、お元気ですか?京都店の村田です。折れてしまったダイコンを育てるという関西のニュースが話題となっていますが、我家では今年の夏、食べ終わったパイナップルの、いつもなら捨てられてしまう葉の部分を乾かし土に埋めました。妻の話では、茎が伸びてパイナップルの実が出来ると。。。半信半疑でしたが、なんと青々とした葉っぱが大きく育っています。このところ、結構冷え込んできたので鉢を室内に入れ、今では南国気分の立派なインテリアとなっています。どんな実が出来るのかワクワクです。
7月26日レッスン25日目 前編
今回は、かなり難易度の高いレッスンとなりました。フレーズ自体は、たびたび登場する「トラ」を使ったシンプルなフレーズですが、2分音符や4分音符を拍として考えるのではなく、クラーベのリズムを拍のように考えて演奏するため今回は非常に難解なフレーズとなりました。
まずは、今回のフレーズをカナ譜例で確認してみましょう。
カナ譜例 1
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トラ ド カ
カナ譜例 2
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トラ ド ド カ
カナ譜例 1が以前にも登場したことのある8分音符3コで構成された1拍半フレーズです。そして、カナ譜例 2が今回のフレーズとなります。「ド」の音がひとつ増えた8分音符4コで構成されたシンプルな2拍のフレーズです。
このフレーズを使った難解なフレーズの説明の前に、私なりの活用法をご説明しましょう。1拍半の逆転の発想となるカナ譜例 3です。
カナ譜例 3
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トラ ド ド カ トラ ド ド カ トラ ド ド カ トラ
4コで解決するところを3コにした1拍半フレーズに対し、3コで解決する3連符を4コで構成されたフレーズで演奏することで拍がずれたように聞こえます。無理やり入れても効果は出ないので、フレーズがうまく歌えるようになってから3連符に置き換えるのがコツです。拍のキープを忘れずに!
次回、クラーベのリズムを拍のように考えて演奏する後編をお楽しみに!
Nos vemos! それでは、またお会いしましょう。
2005/11/24掲載