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Hola! Que bola?|ムラータのコラム“オラ!ケ・ボラ?”

VOL.56 カウベルで皆を踊らせろ!DESPELOTEのリズム編

Hola! Que bola? みなさん、お元気ですか?京都店の村田です。日中は初夏のような暑さも感じるようになりましたね。朝晩の気温の変動が激しいこの時期に起こりやすいそうなんですが、去年の祇園祭以来飼っている我が家の金魚たちが白点病にかかってしまい大あわてとなりました。薬浴により現在は元気いっぱい泳いでいます。季節の変わり目です。体調を崩さぬよう皆さんも気を付けてくださいね。

さて、それではTIMBAの特徴ともいえる DESPELOTEやCINTURAのパートについて説明しましょう。キューバ音楽は、ダンスのためにあると言っても過言ではないほど、ダンスと密接な関係にあります。したがって、この DESPELOTEのリズムになるとダンスも変化します。DESPELOTE以外のパートではSONと同様にCASINO(カシーノ)と呼ばれる男女のペアで女性を回して踊る俗に言うサルサダンスを踊るんですが、DESPELOTE になった途端、男女のペアはお互いの腰をくっつけて激しく動かすダンスになります。CINTURAと言うのは日本語では腰と言う意味なんですよ。私たち日本人からすると、ちょっとエッチな印象を受けますが、キューバでは小学生の子供達も大人顔負けの DESPELOTEを踊っています。しかしながら、キューバ人でも年配の方は下品だと思っているようです。CDの録音ではトラディショナルな SONを聴かせてくれる中堅のバンドに至っても、現地のライブ演奏では、DESPELOTEを演奏しています。流行なんでしょうね。

さて、本題の DESPELOTEのリズムなんですが、前回のテーマでもあったコンパルサやコンガのリズムの影響を強く受けているんです。コンパルサで使用される BOMBO(大太鼓)のリズムをベースが弦を叩いて演奏し、ドラムセットのバスドラムがクラーベに対しての強いシンコペーションを刻み、リズムがうねります。カウベルは、カシーノのダンスをリードする2分音符のビートをやめて、激しくDESPELOTEのリズムを打ち鳴らします。そうすると、緊張の糸が切れたかように大衆は DESPELOTEを踊り始めます。
それでは、いつものようにカナ譜例をご覧下さい。まずは基本となるお馴染みのルンバクラ―ベです。

 「カ・ンンカン・カンンン・カンンカ・ンンン」
 
次は上段がバスドラム、下段が DESPELOTEのカウベルのリズムです。

 「ン・ドンンン・ドンドン・ンドンン・ドンド」
 「キ・ンキキン・ンンンン・コンンコ・ンンン」

クラ―ベに対してシンコペーションを刻むバスドラムとクラ―ベを基本としたカウベルのリズムのコントラストがお分かり頂けると思います。ポイントは音が途切れないように「キンキキン」と演奏するところです。チャレンジしてみてください。
 
Nos vemos!  それでは、またお会いしましょう。

2004/4/22掲載             

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ムラータコラム「Hola! Que bola?」は、20年間に亘り京都店店長として勤務したDRUMS PROSHOP GATEWAY配信のメールマガジンGATEWAY NEWSにて、2002/1/10から2008/7/24に亘り掲載したコラム“キョートテンチョー・ムラータのオラ・ケ・ボラ!”より抜粋して掲載しています。

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