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Hola! Que bola?|ムラータのコラム“オラ!ケ・ボラ?”

VOL.21 巨匠コリーのさらなる奥深い教え「口と耳」編

Hola! Que bola? みなさん、お元気ですか?京都店の村田です。
11月というのに季節はもうすっかり冬のようです。この寒い中、京都店に荷物を運んでくれる飛脚のドライバーは、まだ半袖で持って来てくれています。いつ長袖になるのか?気になって夜も寝れません。

さて、ボンゴレッスンはマルチャの基本を終えて、いよいよボンゴの醍醐味とも言える即興演奏へのアプローチです。前回は4拍目の裏に左手のアクセントを入れるというオーソドックスなシンコペーションのフレーズで、音符の長さを感じることを学びました。今回はもう一歩先に進みます。

まずは、前回のシンコペーションのフレーズを今まで習ってきた様々なマルチャで演奏してみます。ダブルストロークを使ったマルチャとの組み合わせには少々苦労しましたが、シャキッとしたスピード感が増し、すごく気に入りました。これまでに習得したマルチャに、シンコペーションのアクセントが付くことでサウンドに表情が付き、フレーズも一気に増えました。表情は付いたもののリズムと言う点では、まだまだ単調です。言ってみれば、ようやく即興演奏の入口にたどり着いたと言うところでしょうか?

ところで、シンコペーションを作るのに必要なことと言えばなんでしょう?
弱い裏拍の音符を強くして、次の強い音符を演奏しないと出来ますよね。コントラティエンポ(裏拍)の方が強いキューバ音楽には、適さない言い方かもしれませんが。。。
と言うことで、前回は1拍目を抜きました。今回は1拍目と3拍目を抜きます。前回同様に休符ではなく、タイで演奏します。以前の私なら「ドカ・ウドドカ・ウタドカ」(4拍目スタート)と演奏しているところです。これでは、フレーズは流れませんし、スピード感もなくなってしまいます。教訓を生かしてフレーズを口ずさんで見ます。
4拍目から「ドカンドドカンタドカン」これこれ!これならスピード感もバッチリ!

次はボンゴでやってみます。最初は調子良かったんですが、コリーのコントラティエンポの効いた伴奏も手伝い、拍を見失います。しかし、サウンドは止まることなくバッチリで不思議な感じです。サウンドは良くても拍を見失っていたのでは使い物にはなりません。解決方法は簡単でした。「ウン、ドス、トレス、イー」そうです。自分で声に出してカウントすれば良いんです。どちらかに引っ張られることなく、フレーズとカウントが一体となればしめたものです。

前回に引き続き、今回も口がキーワードでした。音楽を聴くのは耳で、声や言葉を聞くのも耳です。そう考えてみれば、譜面を見る目と耳の関係より、口と耳の方がストレートな気がします。

Nos vemos!  それでは、またお会いしましょう。

2002/11/14掲載

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ムラータコラム「Hola! Que bola?」は、20年間に亘り京都店店長として勤務したDRUMS PROSHOP GATEWAY配信のメールマガジンGATEWAY NEWSにて、2002/1/10から2008/7/24に亘り掲載したコラム“キョートテンチョー・ムラータのオラ・ケ・ボラ!”より抜粋して掲載しています。

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